クリニックの宣伝・広告のためにホームページの開設を考えている経営者も少なくないと思います。ホームページの作成には、自分でサーバーを契約して、ホームページを運営する方法と、専門の業者へ依頼してホームページを作成してもらうという2つの方法があります。
もちろん、自分でホームページを作成・運営した方が費用は安く済みますが、HTMLやwebデザインなどの知識が必要となり、多大な時間と労力を費やしてしまいます。それなりの費用は必要ですが、専門の業者へ依頼する方法は手間が掛からず失敗する可能性も低いでしょう。
ホームページを業者へ依頼する際には「相見積もり」を取ることをおすすめします。
目次
○相見積もりとは?
相見積もりとは、業者(他社)へ見積もりを依頼するときに、同様の条件で複数の業者へ見積もりを提出してもらい比較することです。これにより金額やサービスを比較することができ、良い業者を選択することができます。
例えば、自動車を買い取ってほしいときに複数の買取業者から見積もりを出してもらうことで、最も提示値段の高い業者へ自動車を売却することができます。
○ホームページ作成における相見積もりのポイント
①3社以上の業者から見積もりを取る
ホームページの作成には3社以上の業者から見積もりを取りましょう。2社の業者で見積もりを取った場合、両者で比較することはできますが、相場がどのくらいなのかを判断することが難しく、両者とも相場よりも高額であったり、必要なサービスが抜けているといった場合があります。少なくとも3社から見積もりを取ることで金額の相場、基本的なサービスやオプションなどを比較・検討することができます。
②提示金額だけで選択しない
「見積もり金額」は業者を選択する重要な要素となります。しかし、金額だけで業者を決めると失敗してしまう元となります。特に最近では安さをウリにしている業者も増えてきました。金額が安い=人件費を掛けていない可能性があり、最初に契約をしたら後にトラブルが起きても担当者が来なかったり迅速に対応してくれないといったこともありえます。
③ホームページのサンプルを必ず確認しておく
ホームページのデザインは、予めデザインやレイアウトが決まっているテンプレートを使用するタイプと依頼者の希望に合わせてオーダーでデザインを制作するタイプの2種類があります。(一般的にオーダー制作の方が高額となります)どちらのタイプなのかを確認するとともに、クリニックのロゴやコンテンツをはめ込んだサンプルを必ず確認しておきましょう。後に「契約したのに、自分の思っているイメージとは違う…」というトラブルを避けることができます。