交通広告のメリットとは?


クリニックの開業に関して、広告・宣伝は外すことのできない経営手段のひとつでしょう。この広告・宣伝にはいくつか種類があり、そのひとつに「交通広告」があります。広告・宣伝にはそれぞれメリット・デメリットがあります。今回は交通広告におけるメリットやデメリットを紹介していきます。

目次

○交通広告のメリット

●エリアを絞り込んで掲載することができる
広告を掲載するエリアはクリニックの最寄り駅を通行する路線だけにすることができます。よって、集患を見込みづらいエリアには広告を掲載しないで済むため、無駄な広告費を抑えることができるというメリットがあります。その路線にあるすべての駅に掲載するのではなく、最寄り駅とその前後の駅に広告を掲載することが効果的です。「■■駅▲番出口をでて徒歩5分」「■■バス停を降りてすぐ」という具体的に案内を表示することもできます。

●接触率が高い
東京や大阪などの都市圏で電車の平均利用者数は1日あたり合計で約5000万人を超えるといわれています。これはテレビや新聞、雑誌といったメディアに匹敵する接触率です。大きな都市になるほどこの交通広告の効果は大きく期待できるのです。

●反復して宣伝ができる
学生やOL、サラリーマンは基本的に毎日同じ交通手段を利用します。利用する交通機関や駅も同じであるため、通勤・通学で利用する導線に広告を掲載することにより反復して広告に接触してもらうことができます。この反復効果によってクリニック情報の刷り込みをすることができ、その人が受診を必要と感じた際に自身のクリニックを利用してもらえる可能性が高くなります。
電車やバス、タクシーといった一定の時間にその空間で留まっている場合には、自然に広告へ注意が向く(強制視認性)という効果が発生するため、クリニックの情報を覚えてもらいやすいでしょう。

○交通広告のデメリット

●広告の差別化が困難
電車の中吊り広告や窓上ポスターといった広告のほとんどが他の広告と並んで掲載されるため、インパクトが強い広告でないと見てもらえない可能性があります。特にクリニックという業種の特性上、派手なキャッチフレーズや過激な写真は載せることができないため、他広告のインパクトに押されてしまうということもあります。

●地方ではあまり効果が期待できない
交通広告はクリニックを探している人に直接アプローチするわけではないので、不特定多数の人が集まる箇所に掲載するからこそ効果を発揮します。よって公共交通機関が発達していない、利用者数の少ない駅などではあまり効果が期待できないでしょう。


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