医師になってからモチベーションの低下に悩んだことはないでしょうか?実はモチベーションを保つためには自分から積極的に動く姿勢が非常に重要だと言われていて、モチベーションの維持のために必要な技術を身につけるのがモチベーションアップに役立つのです。モチベーション維持に役立つテクニックを皆さんにご紹介いたします。
目次
1モチベーションの正体
そもそもモチベーションというのは何かをやりたいという動機のことで、モチベーションを維持するためには適切な「報酬」を意識することが非常に重要だと言われています。この報酬というのは決して給与だけではなく、他のスタッフからの賞賛や患者さんからの感謝など実は皆さんが思っている以上に様々な要素でモチベーションが作られているのです。人によってモチベーションの原因は変わります。しっかりと自分にとってのモチベーションの原因を理解し、自分の仕事に役立てるようにしてみるといいかもしれません。
2モチベーションを保つのは実績の有無
モチベーションを保つためにはまず達成感をしっかりと得ることが重要です。自分の仕事の成果を実感できるように何かの目標を設定し、その目標を達成できるように診療に当たったり、何かしら自分の成長につながるような要素を自分で発見できるとそれだけで毎日の診療を通じてモチベーションを維持しやすくなります。
具体的に数字で何らかの実績を記録するのもモチベーションの維持に役立ちます。クリニックの経営をしているのであれば経営に必要な企画を考え実行に移し、どれだけの収益を上げたのか、どれだけの患者さんの診療にあたったのかなど具体的な数字として自分の実績を確認するとモチベーションが非常に高まります。
日々の診療に工夫をするようにし、モチベーション維持に役立ててみましょう。
3スタッフのモチベーション管理にも役立てよう
スタッフのモチベーションコントロールを考える時にはまず、しっかりと成長を実感させて行くことが重要です。モチベーションを高く維持できるようにするために、まずはスタッフにポジティブなストロークを実践するように工夫をしてみましょう。ポジティブストロークというのは簡単に言うと成長を実感させるような言葉やアクションです。スタッフの前で褒める、患者さんの前で褒めるなどスタッフ自身がクリニックや病院で役に立っていると実感できるように成長を手助けするとモチベーションの維持に非常に役立ちます。モチベーションコントロールを意識し、スタッフと一丸となる病院経営を目指しましょう。