資金調達を把握して活かす!資金運用に必須のバランスシート


クリニックの経営や病院の経営で欠かすことができないのが資金の流れの把握です。今どれだけの資金が手元にあるのか、資金がどこからやってきて、どこに流れていくのかを把握するのは業績の向上と経営方針の決定に欠かすことができない着眼点です。クリニック経営に必要なお金の流れについてみなさんにご紹介いたします。

目次

1お金の流れは経営の活発さを示す

お金というのは会社の血液のようなもので、会社の内部でどのように資金が動き、どのように経営活動が行われているのかを表している一つの目安のようなものです。

お金の動きを明確にするのは実は一般の病院やクリニックでも重要なもので、お金がどこから入ってどのように流れていくのか、お金が入ってくるのはどこからなのかといった情報をまとめておくことで、経営の方針の決定に役立てる事ができます。さらに、このお金の流れを明確にする事で、お金をどのようにして集めていくのかといった資金確保のための着眼点を明確にすることができるので、お金の流れの経路をしっかりと把握しておく事が安定した経営に役立つのです。

お金が入ってくる部分には借り入れ資産や収益など様々な種類があり、この借り入れ資産がどのようになっているのか把握しておくと経営の安定化にも役立つので、お金の流れをわかりやすくし、経営の状態把握に役立てましょう。

2流れの様子はバランスシートで把握しよう

お金の流れを把握するためにはまずバランスシートを作成するようにしましょう。バランスシートというのは借方と貸方の資産の動きを把握するシートで、バランスシートの借方には資産を記入し、貸方の方には融資による負債と手持ちの純資産を記載しておきます。借金となる銀行の融資と手持ちの純資産(現金や預金など)を明記しておくと自分のクリニックの経営が借金に依存しているのか、それとも自己資産に依存しているのかを把握しておくことができ、借金を減らして自己資産を増やすように調整をすることができます。経営状態を正確に理解できるよう、バランスシートを作成してみましょう。

3資産の保有量は資金繰り表を使おう

資産の保有量が少ない、現金資産が常に不足しているとお困りの場合には資金繰り表を利用するようにしましょう。資金繰り表は手持ちの現金がどれだけ残っているのか、保有資産がどれだけあるのかを把握するのに役立ちます。バランスシートで流れを把握し、どれだけクリニック内に現金を保有していたかを資金繰り表で把握することで経営状態をしっかりと理解できるようになります。経営状態をしっかりと把握し、経営に役立てましょう。


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