仮想通貨の取引を行なっているときに気になるのが法人口座を通じて行う取引です。法人口座を使って取引を行うのは非常に大きなメリットがあり、実は法人口座を使った仮想通貨の取引は節税に役立つお得な節約テクニックなのです。法人口座の取引で欠かせないポイントをしっかりと理解しておきましょう。
目次
１法人口座って何？
法人口座というのは仮想通貨の取引を法人が取得して持った口座のことで、個人で取引を行う個人口座よりも節税に大きなメリットがあると言われているのです。法人口座を使った取引では通常の取引に比べて大きな金額を動かした取引になると思うので、節税のテクニックを熟知しておくのは非常に重要です。
しっかりとメリットとデメリットを熟知して利用をするように考えておきましょう。
２法人口座のメリット
法人口座の一番のメリットは税金です。年間１億円の利益をあげた場合には個人取引の場合には最大で５５％の所得税がかかるのですが、法人講座で取引を行うと年間最大で３５％の税金で済むので、２０％分の節約をすることができます。金額にすると2000万円の差になるので、この節約手段を取るのは利益が大きくなればなるほどその効果が大きくなる非常にメリットが大きい節約手段なのです。
この他にも、実は法人として取引を行うと収益のうちから経費を差し引いて節税に活かせるメリットがあります。仮想通貨投資に必要な機材の費用や投資のための勉強会の参加費用、その移動にかかる交通費など、多くの金額を経費として算定でき、こちらも節税に役立ちます。事業所兼住居の家賃や携帯電話の費用、光熱費も含めて経費と考えることができるので、非常に大きな金額の節税ができます。場合によっては接待費用として経費を請求することもできるので、仮想通貨取引事業として法人口座を作成するのは実は非常に大きなメリットが数多くあるのです。
３法人口座を作るのは簡単？
法人口座を作るにはまず法人を立ち上げる必要があり、法務局に法人登記を行う必要があります。会社を立ち上げるには会社印の作成や事業の登録書類の作成などいくつかの手続きが必要になり費用もかかるものですが、法人化することで得られる節約額に比べたら大したものではありません。行政書士に依頼をすることで簡単に手続きの代行をお願いすることができますし、大きな金額を動かして取引を行なっても節税が効いているので個人で取引をするよりも税金が少なくなる場合があります。煩雑な手続きは専門家に依頼をすることができるので、手間がかかると困る場合には法律家に相談をしてみましょう。
