クリニックの増収に欠かすことができないのが節税と増収です。この二つの着眼点をしっかりと把握しておくと資金不足などに陥ることなくしっかりとした増収を見込むことができます。特に節税はクリニック経営で欠かすことができないポイントです。しっかりと資金を確保するためにもクリニックの増収と節税対策について意識しておきましょう。
目次
１まずは集患を考える
集患は増収の基本です。しっかりと習慣を行うためにはクリニックの予約の撮り方や患者さんの診察順番のとりかた、このほかにも診察の質や診察の時間配分の効率化など様々な要素が絡み合って成り立っています。しっかりと治療をすると同時に満足度の高い医療を提供することが集患の基本です。
集患を積極的に行わなければ収益を増やすことはできません。しっかりと経営を考えるためにも集患には積極的に取り組むようにしなければいけません。インターネットのホームページの充実や、患者さんとのコミュニケーションも大切な集患技術の一つです。また、自費診療を行う場合には値段設定も注目しなければいけないポイントなので、しっかりと相場の価格とその地域に居住している人の平均的な生活水準を考えて価格設定に取り組むようにしましょう。
２ 節税対策の基本は経費
節税対策を適切に行うのも経営を考える上で重要です。まず、しっかりと注目しておきたいのが経費をしっかりと算定することです。経費に認められるものはクリニック経営に利用した費用なので、経営に利用した物品の費用や、スタッフの勉強会、スタッフの慰問旅行を行うためにかかった費用、スタッフ全員が利用できる車なども経費として認められます。
自宅で利用した勉強用の資料や勉強・仕事に利用するパソコンなども算定することができるので、しっかりと経費として積極的に算定していきましょう。
３法人の設立も役立つ
法人の設立も経営に役立つことがあります。MS法人を設立し、家族をその法人の理事に吸え、収入を分離しておくことで節税に役立ちます。税金は所得金額に応じて決まるので、法人収入を分離することで家計全体の収入を変えることなく税金だけを抑えることができるので、非常に便利な方法です。手続きの煩雑さやご家族の協力が必要になりますが、しっかりと節税を行うことでこれまでと同じ働き方をするだけで所得の拡大が見込めます。適切な経営を行い、しっかりと節税をすることで収入を増やして行きましょう。
