増加しつつある開業医!これからもまだやっていける?


開業医と勤務医はそれぞれ医師にとって非常に重要な働き方といえます。開業医と医師それぞれの働き方をしっかりと熟知して働き方を選んでおくと将来の選択に非常に役立ちますし、それぞれの状況をよく理解すると道を選ぶ参考になります。開業医の実情や勤務医の問題点についてよく熟知しておきましょう。

目次

1開業医は現在増加傾向にある

開業医というのは現在増加傾向にあり、この傾向が続くと言われています。開業医は勤務医よりも給料が多く、自由な時間を取ることができるので、開業した後に軌道にのると非常に多額の資金を手に入れることができます。自由時間も多く開業後の資金も潤沢に確保できる開業医としての働き方は非常に魅力ある働き方でしょう。

しかし、開業医が増加傾向にある中懸念材料として上がってくるのがこの増加による過剰供給です。開業医が過剰供給されてしまうと開業医としての魅力の一つである給料に悪影響がでます。このため、この過剰傾向をしっかりと見極め開業について考えなければいけないのです。

2勤務医は不足

勤務医は近年不足傾向にあり、開業医とは異なる様相を見せています。若手の医師や医師として実力向上を図りたい医師にとって勤務医を経験するのは非常に重要なことですが、勤務医として働くのは体力的にも非常に大変なことで、どうしても敬遠されてしまいがちです。このため、開業医として働くのではなく勤務医として働くというのはメリットとデメリットを天秤にかけた上で考える必要があるでしょう。

3AIで変化の兆しが見られる

今後医療にAIが導入されることで大きな変化を見せると予想されています。AIが医療に導入されると診断・文書作成などの手間が大幅に改善され、今後は医療用AIの導入で医師が余る傾向にあると予測されています。このため、医療用AIの動向に注意しながら働き方を考える必要があります。医療用 AIを利用することで仕事が大幅に減ることで診療科によっては医師が大幅に余り、失業者が出るという試算も報告されているので、国や病院などが行うAIの動向を慎重に見極めることが重要です。

開業をすることは借金を抱えることに繋がります。いまの現状では開業を選択してもほぼ問題なく生活を送ることができ、勤務医よりもいい条件で働くことができます。開業医としての働き方の魅力がある段階で開業をしてしまうのは決して悪い判断ではありません。しっかりと開業ができる様に、開業サポート企業などを利用して開業の計画を立てる様に心がけましょう。


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