リスティング広告を利用した集患というのは近年多くのクリニックが導入を始めていますが、実はリスティングを利用した集患を考える時にはいくつかの注意点が必要で、しっかりと集患ができると経営の安定化やクリニックの規模の拡大に大いに役立ちます。しかし、リスティング広告というのは非常に扱いが難しく、しっかりとした知識を身につけずに導入してしまうと費用ばかりかかってしまい、経営に役立たないというトラブルが起こってくる可能性があります。リスティング広告の基礎知識についてみなさんに詳しくご紹介いたします。
目次
１リスティング広告の基本
リスティング広告というのはインターネットの検索エンジンでキーワードを入れて、検索した患者さんが目にする位置に表示される広告のことで、リスティング広告を利用すると非常に多くの患者さんを集めることができるというメリットがあります。
リスティング広告をうまく使うにはリスティング広告の基本的な知識である、平均クリック率という数値の知識を持っておくことが重要で、合わせて顧客転換率という数値にも知識を広げておくと、経営戦略や広告戦略を打ち出す際に役立ちます。リスティング広告の基礎知識をしっかりと身につけ、基本的な広告戦略が立てられるように注意しましょう。
２リスティング広告の平均クリック率とは
リスティング広告の平均クリック率というのはリスティング広告が表示されたのちに、どれだけの割合の人がクリックをしたのかを表す数値で、この数値が高いほど、良いと言われてきました。
確かにリスティング広告の平均クリック率が高いほど、広告の内容を目にした患者さんが多いということになり、集患ではメリットがあると捉えることができるのですが、実際にこのリスティング広告のクリック率が高いからといって必ずしも集患できているという訳ではないので、注意しなければいけません。この時に合わせて考えるのが顧客転換率です。
３顧客転換率とは
顧客転換率とは、実際にクリックをした患者さんの中で、どれだけの患者さんがそのクリニックの利用を検討し、予約を取ったり、治療を受けたのかを表す数値で、この数値が高くなければ実際に患者さんが集まっているのかどうかを適切に判断することができません。
リスティング広告を見たものの、実際に利用された患者さんが少ないのであればリスティング広告の内容やアクセス先のページの内容をうまく作り変え、患者さんのニーズにあった情報をしっかりと提示することが必要になります。
リスティング広告について基本的な知識を持つだけで、状況把握が容易になります。しっかりと知識を集めておきましょう。
