MS法人の設立を検討している個人開業医、医療法人は、情報量が豊富な書籍に目を通し、MS法人について学ぶべきです。
今回は数々の書籍の中から、MS法人を設立する際にぜひ読んでいただきたい書籍を紹介しますので、ぜひ1度チェックしてみてください。
読んで損することはありません。
目次
MS法人を設立するならこの書籍を読もう①メディカルサービス法人をめぐる法務と税務
「メディカルサービス法人をめぐる法務と税務」は2016年に発売された書籍で、内容はMS法人に特化しています。
MS法人の概要が丁寧に解説されており、MS法人における法人形態や役員の選定など、誰もが1度は悩むポイントもバッチリ押さえられています。
また章が進むにつれて、MS法人と医療法人における取引について、MS法人における医療関連業務についてなど、よりディープな内容に入っていきます。
本書籍は200ページを超える内容となっており、MS法人の知識がまったくない方でも、この書籍を読めば全ての知識が身に付くと言っても過言ではありません。
著者は税理士、行政書士として活躍する佐々木克典氏です。
MS法人を設立するならこの書籍を読もう②知れば得する!図解 医院経営のカラクリが全部わかる本
「知れば得する!図解 医院経営のカラクリが全部わかる本」は、2014年に発売された書籍です。
その名の通り、医院経営に関するさまざまな情報が掲載されている書籍です。
医療業界の現状や将来性について触れながら、どうすれば医院経営が成功するかということを中心に記載されています。
MS法人の内容に特化している書籍ではありませんが、随所でMS法人の正しい活用方法について触れられています。
節税に関する章では、MS 法人を活用した節税方法について、事業承継や相続税対策に関する章では、MS法人における株主選択の重要性について記載されています。
医院経営そのもののノウハウを学びながら、MS法人を機能させるための知識も吸収できる書籍なので、読めば必ず自身のクリニック経営に活かされるでしょう。
著者は医療業界のトップコンサルタントである青木寿幸氏で、こちらも200ページを超えるボリュームのある内容となっています。
まとめ
MS法人を設立する前に、押さえておくべきポイントを把握するというのはとても重要です。
その事前準備の一環として、今回紹介したMS法人関連の書籍には、ぜひ目を通していただきたいと思います。
すでにMS法人を設立している方でも、うまく活用できていないと感じるのであれば、今から目を通しても遅くはありません。
自身のクリニックのために、勉強する気持ちを忘れないようにしましょう。