開業医が行う不動産投資には、大きく分けて不動産をまるごと所有して行う方法と、一部だけ所有して行う方法の2種類があります。
ではこれから不動産投資を行う開業医は、どちらの方法を実践するべきなのでしょうか？
どちらにするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まるごと所有と一部所有、それぞれの利点について
開業医が不動産をまるごと所有して行う不動産投資は、建物と土地をすべて購入するところから始まります。
したがって初期費用はかかりますが、開業医はより価値の高い資産を手に入れることができます。
一方不動産の一部を所有して行う不動産投資は、1部屋から物件を所有できるため、まるごと所有に比べて初期費用を抑えることができます。
【結論】おすすめはまるごと所有の不動産投資
結論から言うと、開業医にはまるごと所有の不動産投資がおすすめです。
まるごと所有の不動産投資には、収益を上げやすく、一部所有と比べて空室リスクが少ないという利点があるためです。
まるごと所有は、建物をすべて購入して管理する方法のため、空室がなければ非常に大きな収益を上げられます。
またもし空室が出た場合でも、一部所有のように収益がゼロになってしまう可能性は低いです。
つまり開業医におすすめのまるごと所有の不動産投資には、大きな初期費用を補うだけの利点があるということです。
まるごと所有の不動産投資にはその他にもさまざまな利点がある
開業医におすすめするまるごと所有の不動産投資には、他にもさまざまな利点があります。
一部所有の不動産投資の場合、同じ建物内に複数のオーナーが混在することになります。
したがって、他のオーナーが所有する部屋が賃料を下げた場合、一部所有をする開業医も賃料の値下げを余儀なくされることがあります。
一方まるごと所有の不動産投資では、すべての部屋のオーナーが開業医となるため、そのような競争に巻き込まれる心配がありません。
またまるごと所有の不動産投資には、空室対策が取りやすいという利点もあります。
一部所有の不動産投資では、開業医が所有する部屋以外の共用部分などで空室対策を取ることはできません。
まるごと所有の不動産投資であれば、エントランスや設備など、共有部分をグレードアップしたり、改善したりすることで空室対策を取ることができます。
まとめ
開業医の不動産投資の方法として、まるごと所有と一部所有について解説しました。
まるごと所有は初期費用がかかりやすく、管理しなければいけない部屋数も多くなるため、一見開業医には難しそうに見えます。
ただ収益の多さやリスクの少なさを考えると、実際は一部所有よりもまるごと所有の方がずっと利点のある方法だと言えます。
