医院を経営する院長は、MS法人に業務を委託し、医院に必要な備品、設備の効率的な仕入れ、在庫管理を行いましょう。
ではMS法人において、仕入れ・在庫管理ができるものには、一体どんな備品、設備が挙げられるのでしょうか?
細かく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【医院経営】MS法人で仕入れ・在庫管理ができるもの①医薬品
医院で処方する医薬品は、“処方箋医薬品”と呼ばれています。
医薬品のタイプとしては、飲むタイプである“内服薬”、身体に塗るものである“外用薬”、注射をするものである“注射薬”などが挙げられます。
【医院経営】MS法人で仕入れ・在庫管理ができるもの②医療機器
医療機器とは、人や動物の疾病の診断、治療、または予防に使用される機器のことを言います。
また、人や動物の身体の構造もしくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機器も、医療機器として扱われます。
主な医療機器には、MRIやレーザー治療機器、電子体温計、ペースメーカー、電位治療器などが該当します。
【医院経営】MS法人で仕入れ・在庫管理ができるもの③消耗品
医院における消耗品とは、医業に使用する道具の中でも、1回限りで使い切ったり、使うにつれて量が減ってしまったりするもののことを言います。
医院では主に“衛生消耗品”を指す場合が多く、以下のような道具が該当します。
• サージカルテープ・粘着包帯
• 絆創膏・固定絆
• ドレッシング材
• 綿球・脱脂綿 など
【医院経営】MS法人で仕入れ・在庫管理ができるもの④備品
医院経営を行う場合、さまざまな備品が必要になります。
医院における備品には、医療行為に使用されるものもあれば、医師や看護師に使用されるものもあります。
主な備品は以下の通りです。
医療行為に使用される備品
• 診察台・足治療台
• 小児用診療台
• 上肢台
• ナーシングカート
• 器械台
• 駆血帯 など
医師や看護師に使用される備品
• ナースウェア・メディカルウェア
• 診察衣(白衣)
• エプロン
• ごみ箱・ペール
• カルテワゴン・ファイルワゴン など
上記の他には、医院の待合室やロビーに設置するスリッパやブックスタンド、手指消毒器などが備品に該当します。
まとめ
医院を経営する院長は、MS法人への業務委託で、これだけの備品、設備の仕入れ・在庫管理ができることを知っておきましょう。
また今回解説したものはほんの一部であり、医院は他にもさまざまな備品、設備を仕入れ、管理する必要があります。
それらをすべてMS法人に委託できれば、医院における負担が少なくなり、医師や看護師がより医業に集中できるようになるでしょう。