開業医がクリニックの経営をスタートさせる際、必ずクリニックに名前を付けなければいけません。
実はクリニックの名前を工夫するところから、すでに開業医の集患戦略は始まっています。
したがって今回は、開業医の集患に繋がるクリニックの名前について、押さえておきたいポイントを解説しましょう。
目次
開業医の集患に繋がるクリニック名のポイント①平仮名を使う
開業医の集患に繋がるクリニック名のポイントとして、まず“平仮名を使う”という点が挙げられます。
クリニックの名前には、“○○（苗字）クリニック”というパターンが非常に多いです。
ただこの苗字の部分を漢字表記にしてしまうと、クリニックの名前に個性を持たせることができず、集客には繋がりにくくなります。
したがって、苗字の部分を平仮名にすることによって、クリニックの名前に個性を持たせるとともに、“優しそうなクリニック”というイメージを持たせるようにしましょう。
また苗字の後に、“青空”や“太陽”などの爽やかな言葉を付けることによって、より平仮名の名前が際立つようになります。
ただあまりにクリニックとはかけ離れた言葉を付けてしまうと、“真面目なクリニック”というイメージが薄れてしまうため、注意が必要です。
開業医の集患に繋がるクリニック名のポイント②具体的な情報を盛り込む
開業医の集患に繋がるクリニック名のポイントとしては、“具体的な情報を盛り込む”という点も挙げられます。
例えば、小児科のクリニックを開業する場合、“○○（苗字）クリニック”ではなく、“○○（苗字）こどもクリニック”というような名前にすると、名前だけですぐに小児科のクリニックだということがわかります。
つまりこのように具体的な情報を盛り込むことによって、小児科を探している方が検索しやすくなり、他のクリニックよりも集患の面で一歩リードすることができるということです。
また女性専門のクリニックの場合、苗字とクリニックの間に“レディース”を付けるケースが多いです。
ただ女性の開業医が女性専門のクリニックを開業する場合、“医師が女性である”ということをもっとアピールした方が、訪れる患者に安心感を与えることができます。
したがってその場合は、クリニック名を“○○（苗字）××子（名前）レディースクリニック”として、医師が女性であることがわかるようにしましょう。
まとめ
開業医の集患に繋がるクリニックの名前について、押さえておきたいポイントを解説しました。
クリニックの名前を工夫することで集患に繋がるという考えがなかった開業医は、必ず上記のような工夫をしてから、クリニックの経営をスタートさせましょう。
逆に名前を工夫しないと、膨大な数のクリニックの中に自身のクリニックが埋もれてしまうことになります。
