まだまだあった!メディカルサービス法人の活用方法


メディカルサービス法人(MS法人)では医療行為以外の業務が行えるため、活用したいのであれば、できる限り業務の範囲を広げることをおすすめします。
医療機器のリース業務や不動産賃貸業務など、メディカルサービス法人の活用方法はいくつも存在しますが、今回は中でも比較的知られていない活用方法について解説します。

目次

あまり知られていないメディカルサービス法人の活用方法①ホームページに関する業務

医療法人のホームページ作成は営利目的の業務ではないため、医療法人でも行うことができます。
ただこれがアフィリエイトのように、営利目的のものである場合、メディカルサービス法人にしか運営することはできません。
したがって、医療法人がホームページの運営によって利益を上げたいのであれば、初めからメディカルサービス法人の業務として行いましょう。
またメディカルサービス法人でホームページに関する業務を行えば、利益を上げることができるだけでなく、単純に医療法人におけるホームページの作成、企画、運営、管理の負担は軽減されます。

あまり知られていないメディカルサービス法人の活用方法②託児業務

メディカルサービス法人では、託児業務も行うことができます。
クリニックには、子ども連れで訪れる患者もおり、特にそのような患者が多く訪れるという場合、医療法人はメディカルサービス法人を活用して、託児業務を展開することをおすすめします。
具体的には、クリニックの近くに託児所として利用する建物を建築し、そこで患者の子どもを預かります。
このとき、託児所の建物がクリニックに併設されていると、医療法に抵触してしまう可能性があるため、注意が必要です。

あまり知られていないメディカルサービス法人の活用方法③駐車場経営業務

医療法人は、不動産賃貸業務と同様に、駐車場経営業務も行うことができません。
したがって、土地を利用して駐車場経営業務を行いたいのであれば、ぜひメディカルサービス法人を活用しましょう。
駐車場には月極駐車場とコインパーキングの2種類があり、また野天式(青空駐車場)にするのか屋根付き駐車場にするのかによって、初期費用には差が出てきます。

まとめ

比較的知られていないメディカルサービス法人の活用方法について解説してきました。
この他にも、経営コンサルタント業務、健康食品の輸出入、販売および在庫管理など、メディカルサービス法人の活用方法はたくさんあります。
メディカルサービス法人設立の目的には節税や業務の効率化などが挙げられますが、さまざまな業務展開によって組織全体の規模を大きくするということも、非常に大きな目的です。


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