医師に年齢制限はなし!でも早めに医師になるべき?


6年制の医学部において、教育課程を修了し、医師国家試験に合格すれば、年齢の制限なく、誰でも医師になることができます。
ただ、年齢制限はないと言っても、早めに医師になるに越したことはありません。
今回は、早めに医師になるべき理由について、具体的に解説したいと思います。

目次

医師免許を取得する際の大まかな流れ

“医師になる”ということは、つまり医師免許を取得することを指しています。
医師免許取得の大まかな流れは、以下の通りです。

①医学部入学
②6年後に卒業試験に合格し、医学部卒業
③医師国家試験の受験
④医師国家試験に合格し、医師免許取得

ちなみに、一人前の医師として働き始めることを“医師になる”と定義するのであれば、そこからさらに大学病院などで、2年間の初期臨床研修を受けた後、ようやく医師になることができます。
また、場合によっては、その後3~4年間、後期臨床研修を受ける場合もありますが、これは法律で義務付けられているものではありません。

医師に年齢制限はないが、早くなるべき理由①働き始めるまでに時間がかかる

何度も言うように、医師になる際には年齢制限がありません。
ただ、上記の流れを見ていただければわかるように、すべての研修を終え、医師として働き始めるまでには、かなりの時間がかかります。
また、先ほど後期臨床研修は、法律で義務付けられているものではないと言いましたが、大半の医師は、認定医や専門医の取得のために、後期臨床研修を受けています。
そのため、医師には年齢制限がないとは言え、早めに志すべきなのです。

医師に年齢制限はないが、早くなるべき理由②年収に大きな差が出る

医師に年齢制限はありませんが、早く医師になることによって、若くして平均を大きく上回る年収を手に入れることができます。
厚生労働省が2017年に発表した“賃金構造基本統計調査”によると、医師の平均年収は、約1,230万円となっています。
ただ、早く医師になり、開業医として活躍することができれば、平均年収は約3,000万円にまで跳ね上がります。
つまり、高齢の方でも医師になることは可能ですが、開業医になって高収入を実現するのであれば、早めになるに越したことはないということです。

まとめ

ここまで、早めに医師になるべき理由について解説してきました。
まとめると、医師に年齢制限はないものの、早めになることによって、比較的早めに働き始めることができ、なおかつ高収入を得やすくなります。
また、スムーズに医学部を卒業できるとは限りませんし、なんと言っても医師国家試験に合格しなければ免許は取得できないため、早めに動き出すことをおすすめします。


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