内覧会は、新規クリニックにとって、最初の大きなイベントになります。
事前に集患等のデータを収集し分析をしていても、実際の地域の住民と関わらないと分からないこともありますよね。
その意味で、クリニックの初動は内覧会にあると言ってもいいでしょう。
そこで、医師が重視しておきたいポイントは何でしょうか?
目次
クリニックの見学に来た人のニーズを内覧会でリサーチ
新規クリニックの見学に来てくれる人には、必ず内覧会に来る目的が何かしらあります。
例えば、新しいクリニックがどんな雰囲気なのかを見に来た、という些細な内容でも構いません。
雰囲気を知ることは、今後患者さんになってくれる可能性や、そうでなくても紹介で他の人が患者さんになってくれる可能性もありますよね。
ですので、アンケートの実施やさりげなくスタッフとのコミュニケーションで構いませんので、来場したきっかけや目的を聞いてみましょう。
来場目的が少しでも分かると、どこを見学すべきか、アピールする箇所はどこなのかが分かり、対応がしやすいですよね。
来場者にとっても、見るべきところがすぐに分かりますから、効率よく見学することができるでしょう。
ちょっとしたことかもしれませんが、目的に応じた対応がされると、クリニック全体の印象が良くなります。
コミュニケーションは、接客をする上で当たり前のことかもしれませんが、基本を重視しましょう。
クリニック見学を盛り上げる要素~内覧会でのイベント開催~
加えて、クリニックによっては内覧会の開催時に、ちょっとしたイベントを開催していることがあります。
イベントの開催は、来場者の増加に繋がるだけでなく、来場者とのコミュニケーションのきっかけにしやすいですよね。
診療科によっては、医師やスタッフが淡々と対応するより、見学しやすい雰囲気が作りやすいかもしれないでしょう。
例えば、健康増進イベントとしてヨガを実施したり、クイズラリーを行ったりすることが挙げられます。
クリニックに興味がなくても、イベントに参加することによって、雰囲気を知るきっかけになりますよね。
その結果、受診に繋がることもありますから、イベントを取り入れることは積極的に検討してみてもいいかもしれません。
集患のきっかけは、思わぬところにあることもありますから、親しみやすいイメージを持たせたい場合は検討してみて下さい。
まとめ
今回は、クリニックの内覧会において、重視すべきポイントを解説しました。
来場してくれた人たちは、もしかすると今後、患者さんになってくれるかもしれません。
ですので、安心して受診できる、ここなら信頼できると思えるような雰囲気づくりを心がけましょう。
小児科等、親しみやすさが重視される診療科の場合は、是非イベントの開催も視野に入れてみて下さい。