医者というのは勤務スタイルで儲かる科が違ってくるのか?


開業医を目指す人の中には、選択する診療科によって、儲かる科・儲からない科があるという話をよく聞くかと思います。
一般的に見た場合、儲かりやすい科というのはあるのでしょうか?
本当にあるなら、知っておきたいですよね。
今回は、多くの人が気になるその疑問にお答えしましょう!

目次

勤務医を選択するならば、基本的にどの診療科でも儲かる科になる

まず、多くの医師が通るだろう勤務医の場合ですが、基本的にはどの診療科を選択しても、儲かる科になると言えます。
なぜなら、病院に医師として勤務するとなると、他の職種のスタッフと比べてみても、給料の差は歴然ですよね。
そのため、ある診療科だけが稼ぎやすいということはないでしょう。

差があるとするならば、勤務している病院の医師への待遇による部分が関係しているかもしれません。
例えば、患者さんへの対応数が給料に反映されるということが挙げられるでしょう。
ですが、その部分を覗いてみると、あまり差はないと思って下さい。

ですので、開業医を選択すると稼ぎが良いという話は、人によっては正しい情報だと言えます。

開業医で儲かる科になりやすいポイントはココにあった!

次に、収入面で大きな差が出やすい開業医ですが、儲かる科になるかどうかは診療スタイルが関係してきます。
診療スタイルは、保険の対応となる保険診療と保険診療外の自由診療になり、自由診療をメインとした場合は様々な面で融通が利きやすいメリットがあります。
例えば、治療内容における費用を、自分で自由に設定することができますから、集患が上手くいった場合、大きな収益に繋がりますよね。

このように、どのような診療スタイルをメインとするのかによって、儲かりやすいかどうかが左右されるでしょう。
さらに、自分の専門とする診療科はつぶしが利くかどうかも、1つのポイントになります。
例えば、産婦人科が専門の場合、手術だけでなく、不妊治療も診療の対象とするのかと言う部分が問われるでしょう。

また、開業する地域によっては、専門かどうかを問わず、何でも対応しなければならないということもあるかもしれません。
自分がどこまで対応できるのか、というのも儲かりやすいかどうかを決める上で重要になるでしょう。
単純に儲かる科といっても、案外複雑な要因がありますから、一概にどこが儲かりやすいとは言い切れませんね。

まとめ

今回は、医師の勤務スタイルから儲かる科があるのかご説明しました。
儲かりやすいかどうかがはっきりしてくるのは、やはり開業医になった場合になるでしょう。
しかし、勤務医の場合は一定の給料が保障される形になりますから、診療科によって大きく差が出るということはありません。
自分の専門分野で安定的な収入を得たいというニーズがあるならば、勤務医だって立派な選択肢になるでしょう。


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