医師の選択肢は開業以外にも?~医局を選択する場合のメリットとは?~


医師として経験を積みたい、ステップアップをしたいという場合、真っ先に思いつくのが開業です。
ですが、独立しなくても、他の手段でも実力をつけることは可能ですよね。
医師の選択肢としては大きく2つ、開業と医局に所属することですが、果たしてどちらが良いのでしょうか?
今回の記事を、ぜひ検討材料にしてみて下さい!

目次

医師が開業でなく医局を選択すると知識面でメリットがある

医師が開業でなく、医局に所属することを選択した場合には、専門知識を学べる環境が確実に約束されます。
つまり、スキルアップのために専門医の資格を取りたい、多様な症例の治療を行いたいという人にとっては、とっておきの環境になるでしょう。
特に、新しい情報が取得しやすいのは、忙しい医師なら助かりますよね。

医療の世界で知識や情報が停滞してしまうのは、致命的なミスに繋がります。
そのため、自分が意識して情報収集しなくても情報が手に入る環境は、とても楽ですし有難いですよね。
また、情報は治療や知識に関することだけではありません。
時には、留学できる場合もありますから、海外の医療環境で最新の治療を学ぶことだって可能です。

つまり、医局にいると、留学のようなチャンスに巡り合えると言ってもいいでしょう。
開業医だと、思い切って留学に行くというのは、経営をしながらだと難しい時がありますよね。
医療業界の最先端に触れることができるのは、医局ならではのメリットになります。

どんな医師なら向いている?~開業でなく医局向きの医師の特徴~

医師の中でも開業でなく医局向きのタイプは、どちらかというと研究に意欲的な人になります。
そもそも医師は学力的に優秀なんだから、みんな研究熱心なのでないかと思う人もいますよね。
ですが、医師には多様なタイプがいます。
例えば、研究一筋で新しい治療法がないかを探したいという人もいれば、自分の技術を生かして業務を行いたいという人もいるでしょう。

医局に所属するとなると、やはり研究がメインになってきます。
そのため、医者としての業務を優先したいという人にとっては、物足りないと感じてしまうでしょう。
反対に、希少な事例に遭遇して医療の発展に努めたいと思っている人は、周囲の環境が整っている医局に行くべきです。

自分が業務以外に、医師としてどんな目標を持っているのかによって、向いているかが分かります。
医局を検討する場合は、自身が研究者タイプがどうか、再度見つめ直す機会を設けてみてもいいですね。

まとめ

医師の選択肢は開業に限らず、大学の医局に所属するという形もあります。
ですが、医局は研究機関にある病院という位置づけになりますから、通常業務の他に「研究」がもちろん求められます。
そのため、自分の技術に自信がある、診察や治療に専念したいという場合は避けた方がいいかもしれません。
また、医局内の人間関係等、環境に馴染めるかどうかも重要ですから、希望先の環境のリサーチは欠かせないでしょう。


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