みなさんは、腎臓内科という診療科を聞いたことがありますか?
この診療科は、糖尿病や高血圧等による腎疾患に対応しており、近年患者さんが増加傾向にあります。
ところで、腎臓内科でクリニックの開業をした場合、収入面はどうなのでしょうか?
気になるお金事情を、少し覗いてみましょう!
目次
腎臓内科クリニックにおける開業医の収入は?
腎臓内科クリニックを開業した場合、一般的な収入は次の通りです。
年収で見た場合、約2000万円だと言われています。
この数値は、医師から見ると経営面で物足りないと思う人がいるかもしれません。
実は、開業医全体の平均値で見た時に、この金額は500万円程度低い数字になりますから、あまり稼げないのではと思う医師もいるでしょう。
一般的な内科と比べると、少し低い数字になっているかもしれませんね。
しかし、この額面は経験年数や最新の機器を導入している治療設備があるかどうかによって左右されます。
そのため、他の診療科と同じく、この金額はあくまで参考程度に考えておいた方がいいでしょう。
腎臓内科クリニックで開業医の収入が決まるのはライバルの存在があるかどうか
一般的な内科と比べると、腎臓内科の開業医は少なそうに感じますよね。
クリニック経営にとって競合するライバルが周辺にいないのは、収入面にも影響してきますよね。
しかし、同じ診療科がライバルになるとは限りません。
腎臓内科の場合は、循環器内科や泌尿器科もライバルになり得るのです。
一見すると、あまり共通点がなさそうな診療科になるでしょう。
しかし、腎臓内科は診察の範囲が幅広く、「これも対象なの?」という部分まで診察対象になることがあるのです。
つまり、他の診療科と診察範囲が被るということもあり得ますよね。
少数派の診療科だから開業しても大丈夫!と甘く考えていると、後々痛い思いをします。
そのため、ベテラン勢からは開業するには難しい診療科と捉えられているのです。
確かに、他の診療科とも競争するとなると、他の診療科以上に工夫をしなければ、患者さんに来てもらえなさそうですよね。
開業を視野に入れている医師は、このような事情を理解した上で開業の判断をするべきでしょう。
特に、開業地域のリサーチやニーズに関しては、徹底的に行うくらいの姿勢で臨むべきかもしれません。
参考URL M.STAGEAgent
(https://doctor-agent.jp/howto/nensyu/6667/)
まとめ
今回は、腎臓内科クリニックにおける開業医の収入をテーマにお話ししました。
他の診療科と比べると、収入面は少し低い数字になっています。
ですが、診療範囲となる病気や症状は、年々幅広くなってきていますので、様々なニーズに対応できる診療科と言ってもいいでしょう。
一方で、競争相手が多いという特徴もありますから、容易な気持ちでの開業は失敗へのリスクを固めてしまうため避けた方が無難です。
