開業医=儲かる。
このイメージは私たちの社会において長年定着してる、いわば固定概念のようなものですよね。
ですが、診療科の特徴や様々な事情により、一概にひとくくりにできないことも事実です。
そう考えると、儲かっている開業医には何か儲け方の秘訣があるのでしょうか?
本記事では、収益面の見直しや経営の本質を考える上で、見逃せません。
目次
開業医だからこそ治療の程度から儲け方を考える
開業医であっても、儲かるかどうかには個人差がありますよね。
ですが、個人のアプローチ以外の部分でも差がつくという話を聞いたことはありませんか?
それが、治療の度合いなのです。
これは開業医に関わらず、勤務医であっても通用する儲け方の視点になるでしょう。
私たちは、命に関わるような重大な病気の方が、治療費が膨大にかかり、利益に繋がると思いますよね。
しかし、医療業界では違うのです。
重大な病気の治療ほど、長期間で治療をじっくり行うよりは、手術等を行い短期間で解決するような方法を取りますよね。
つまり、その時にかかる費用は高額でも、長い目で見ると実はそこまででもないのです。
反対に、中々治らない、治療に時間がかかる病気の方が、病院のお世話になる機会が多いでしょう。
これは、病院にとっては長い間の収益に繋がりますよね。
このように、病気の症状の度合いから判断するのは、儲け方の1つの考え方になります。
開業医が検査で儲ける儲け方は実際どうなの?
ところで、病院の中には検査をメインとしているところもあります。
検査だと、どちらかというと収益に繋がるよりは、健康チェックする部分に重点が置かれそうですよね。
実際のところはどうなのでしょうか?
例えば、人間ドックを参考に考えてみたいと思います。
事実、泊りがけの人間ドックの実施は開業医の経営の視点から見ると儲かりますので、儲け方の1つになるでしょう。
ですが、これは儲けたいがために行っているものではありません。
宿泊を要した検査を行うことで、病気の早期発見が可能になります。
早めに気になる症状等を発見し、早期治療に移ってもらうには、格好の方法になりますよね。
何より、医師と直接やり取りできる時間が多くありますから、患者さんにとっても不安を軽減できるでしょう。
ですので、儲け方のポイントとしては、必ずしも儲かるということを想定しないことも大切です。
患者さんのために行っているサービスが、結果として儲かったくらいの気持ちでいた方がいいですね。
参考URL現代ビジネス
(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/1264?page=6)
まとめ
開業医にとっての儲け方とは、長期的な通院が望める病気であるか、というのが大前提になります。
特に、治療が中々難しい病気の場合は、様子を見ながら治療していくしかありませんので、時間がかかります。
重大な病気ほど高額な収益になりやすいと思いがちですが、これは間違いと言えるでしょう。
また、検査もサービスを見直してみると儲かる可能性がありますから、今後の注目すべきポイントになります。