突然ですが、みなさんにとって信頼できるコンサルタントとはどんな人ですか?
例えば、現状の打開策を提案してくれる人等、頼もしいですよね。
一方で、依頼を避けた方が良いコンサルタントには、どんな特徴があるのでしょうか?
今回は、依頼を避けるべきコンサルタントの特徴を、開業医のみなさんにご紹介します。
目次
避けるべきコンサルタントの特徴~①開業予定の立地や広告の話題のみ~
まず、避けるべきコンサルタントの特徴には、開業にあたり、立地や広告戦略の話題しかしない人が挙げられます。
一見すると、開業前の状態ならこの話しかしないのでは、と思ってしまいますよね。
ですが、信頼できるコンサルタントならば、様々な視点から経営戦略を考えていきます。
そのため、立地と広告の話だけになるということはないでしょう。
これら2つは大切な要素ではありますが、最初上手くいったとしても、次の手が中々出てきません。
例えば、開業当初は好調でも、新規のクリニックが近くに開業するとなると、どこで勝負すべきなのか考えにくいのです。
現状で行き詰まってしまっていると感じているのは、何より医師本人です。
それなのにやり方が固執してしまうと、立て直しが難しくなってしまいますよね。
従って、上記2つの話題でしか戦略を考えられない場合は、現状は良くても後々厳しくなるのが目に見えていると考えていいでしょう。
避けるべきコンサルタントの特徴~②開業における計画性や独自性がない~
経営面で素人の私たちでも、成功している人には成功までのプランが整っていたり、他社にはない独自性を発揮したりしていることが分かりますよね。
一般的な起業と同じく、コンサルタントには開業が上手くいくためのサポートが求められます。
その際に、医師やスタッフに対して無計画なアイディアを提案し、問題が発覚した時に現場に対応を丸投げするのはどうでしょうか?
また、画一的なサービス競争の中では、独自のサービスを展開しないと中々集患に繋がりませんよね。
このような事態を想定し対応するのが、コンサルタントの役割なのです。
まして、現場を混乱させてしまうような行動は、決して避けなければなりません。
根拠のない無計画な提案や画一的な内容ばかりを推し進めるような場合は、経営面に関わらず、実務面で必ず問題が起こります。
理論的なアドバイスがなさそうな時は、注意すべきですね。
参考URL開業医の教科書
(https://kaigyoui.info/business-consultant-failure-case-this-is-ng-for-me/)
まとめ
世の中には、コンサルタントがたくさんいますが、皆様にとって大切なのは、信頼すべきコンサルタントと一緒に開業を迎えることです。
開業医の先輩方の中には、記事のような内容で苦い経験をされた人もいるでしょう。
人との相性等、感覚的な部分も大切ですが、いかに理論的なアドバイスができるかということも大切ですよね。
反対に、様々なトラブル等を想定して考えてくれている人は、大事にすべきです!