高収入が実現しやすい美容クリニックでも、コロナのダメージは受けています。
中でも、外国人観光客のインバウンドに頼っているクリニックの影響は、計り知れません。
今後の経営を考える上で、大切にすべきことは何なのでしょうか?
これからの経営の在り方を、ここで一緒に考えませんか?
目次
外国人顧客の多い美容クリニックがコロナで直面した現実
美容クリニックの中には、開業エリアの関係で外国人のお客さんが多い所もありますよね。
日本人から見ると、美容整形等はお隣の韓国が有名ですが、治療内容によっては日本で治療を受けている人もいるのです。
ですが、そんな美容クリニックにコロナの影響が襲います。
外国人の顧客が多い場合、日本在住の人でなければ、クリニックに足を運ぶことはできません。
また、現在は少しずつ渡航関係が緩和されていますが、まだまだ従来の状況に戻る雰囲気でないでしょう。
そうなると、収益の大半が確保できないことになってしまいますよね。
その結果、経営面で厳しい状況になっているのです。
日本国内の経済状況の悪さに注目されがちですが、外国人観光客の存在があって成り立っている業界はたくさんありますよね。
美容クリニックも、その一つだと思って下さい。
美容クリニックもコロナの経験を活かし、インバウンド頼みから離れる
これからの美容クリニック経営で大切なのは、コロナの経験を通して、インバウンドのみで成果を出そうとする思考から抜け出すことです。
確かに、インバウンドによる影響は大きいですし、収益が出しやすいのは事実です。
ですが、そもそも治療に来られないとなると、新しい患者さんを集めるための時間がかかりますよね。
すぐに集患が可能ならば問題ありませんが、現実は簡単ではありません。
そのため、今回のようなリスクを回避するためにも、常に集患の状況には気を配るようしましょう。
例えば、日本人の患者さんを確保するために、日本人に好まれやすいサービスに特化させるのもアリですよね。
競争が激しい業界ではありますが、どちらかに偏ってしまうと、収益0の状態と隣り合わせです。
これからの経営には、国内の需要に対応するためのプランを検討することが求められるでしょう。
国内需要に注目するなら、日本人に好まれているサービスの勉強は必須です。
まとめ
美容クリニックの中には、外国人をターゲットとして展開している所もありますが、美容クリニックのコロナの現状を見ると、日本人をターゲットとしている場合、そこまで落ち込んではいませんよね。
ここで収益がガクっと落ちているのは、もしかすると利用者の割合が関係しているのかもしれません。
今までの集患状況を見直すと、ターゲット変更の必要性があるクリニックも出てくるでしょう。