クリニックの中には、オンライン診療の導入を検討しているところがありますよね。
導入すべきと分かっていても、どのような準備が必要となるのか、イマイチ見えてこない人もいるでしょう。
「オンライン診療の導入方法のセオリーを知りたい!」と、思っている人も多いはず。
今回は、そんなお悩みにお答えしましょう!
目次
オンライン診療の導入方法~大まかな流れをご説明します~
まずは、オンライン診療を実施するために、必要な設備等の導入方法の流れについて、簡単にですが確認しましょう。
ポイントとなる流れは、以下の通りです。
①専用のシステムをクリニックで購入
②オンライン診療で利用する専用のパソコンの購入・設置
③地方厚生局へ届け出を提出する
④オンライン診療を実施する患者さんを探し決定させる
⑤医師と患者さんでオンライン診療計画書を作成する
⑥オンライン診療で利用するアプリを患者さんに案内する
実際に実施するまでには、上記6点の流れが必要になります。
クリニックによっては、オンライン診療に対応できる機材が揃っていない場合もありますので、一から揃えていくこともあるでしょう。
患者さんに対して準備してもらう物もありますが、まずはクリニックでの準備を万全にしなければ対応ができません。
導入をする際は、どこのポイントの作業を行っているのか、確認しながら進めていって下さい。
クリニック側のオンライン診療の導入方法内で欠かせないツールとは?
ところで、オンライン診療の導入方法の中には、新しく設備を揃える必要がある場合があります。
その際に必要となるツールには、何があるのでしょうか?
代表的なツールを見てみましょう。
・スマートフォンやパソコン
・インターネット環境
・オンライン診療用のアプリ
・通話用のカメラやマイク
特に重要となるのは、パソコン等の機材になります。
最近のパソコンやタブレットには、通話の利用を可能とする機能が備わっていることが多いですよね。
高い出費にはなりますが、今後の診療状況を考えると、購入しておいた方が良いと考える人もいるでしょう。
また、設備が1つに整っている分、周辺機器を別個で購入する必要がなくなりますから、かえって都合が良いと考えることもできます。
専用アプリの使い勝手を確認するのと同じように、利用するツールにも使いやすさを求めても良いでしょう。
まとめ
オンライン診療の導入方法について、大まかにご理解頂けたでしょうか?
導入するまでには、必要なツールを確保しておくだけでなく、地方厚生局へ届け出を提出する等、やるべきことがたくさんあります。
今回、新しく専用の機材を購入する人は、性能面や使いやすさに注目して選ぶと、診療がスムーズにできるかもしれません。
今、診察のあり方が変わっていることは事実ですから、柔軟に対応していきましょう。