【2021年版】美容皮膚科の開業資金で忘れてはならない項目とは?


美容皮膚科の場合、お金がかかる項目がたくさんあります。
代表的な物としては、治療に必要な機材ですが、内装に力を入れることもあるでしょう。
実はその中でも、しっかりと確認しておくべき項目があるのです。
今回は、美容皮膚科の開業資金で忘れられがちな項目をご紹介しましょう。

目次

美容皮膚科の開業予定地の建物にかかる資金

まず、注意すべき項目は、美容皮膚科で開業するにあたり重要となる、建物に関わる資金です。
これは、自分で一から建てたり、すでにあるテナントを借りたりして、開業場所を確保しているでしょう。
問題は、テナントを借りる場合です。

テナントを借りる場合、必ず賃料が発生します。
ですが、初回の場合は、一般の賃貸物件と同じように、礼金や仲介手数料がかかりますよね。
それと同時に、支払いに何かあった時のために保証料を求められることがあるのです。

保証料の金額は、借りる建物や不動産会社によって違いますが、保証会社を入れる場合には家賃1か月分かかることになります。
また、物件によっては賃料の15か月分の支払いを求められることになりますから、結構な負担になるのは明らかですよね。
事業用のテナントとなると、アパートやマンションのような賃貸物件と扱いが違います。

そのため、初期費用には物件の賃料以上の負担があることを忘れないで下さい。

美容皮膚科で開業時に最新機器を導入する際に考える資金

ところで、これから美容皮膚科の開業を検討している場合、様々な最新機器を導入する資金が求められますよね。
ですが、クリニックを実際に運営していると、最新機器だけでは管理が難しいこともあるのです。
それは、電子カルテの利用状況です。

比較的デジタルに寛容な世代が多いクリニックなら、電子カルテの利用も積極的ですし、データ管理も簡単にできるでしょう。
しかし、あまりデジタルが得意でない場合はどうでしょうか?
利用できるスタッフが多いとしても、開業医自体が使いこなせなければ意味がありません。
また、利用する患者さんの世代によっても、データより紙媒体で管理した方が運用しやすいこともありますよね。

従って、便利なツールだから全部導入すると考えるべきではありません。
自分が使いやすいかどうかを考えて、利用するツールや専門機器を選ぶようにして下さい。

まとめ

今回は、美容皮膚科の開業資金で忘れられがちな項目についてご紹介しました。
テナントを利用する場合は、購入時よりもお金がかかる時がありますので、不安のない形で資金を用意することが求められます。
また、最新ツールや機器も、クリニックにとって本当に必要かどうかを考えて購入する必要がありますよね。
開業時の資金を融資等で賄っている医師もいますから、大切に使うように利用先を検討して下さい。


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