コロナ禍により、クリニックの経営を見直す機会が訪れています。
みなさんも、何かしら経営方針を変えたり、新しい取り組みに挑戦したりしているでしょう。
実は、コロナ禍だからこそ注目を集めている助成金があるのです。
今回の記事では、コロナ禍でクリニックが注目している助成金についてご紹介します。
目次
コロナ禍でクリニックが注目すべき助成金2選
コロナの影響により、クリニックが注目している助成金は以下の2つです。
①医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業
②IT導入補助金
医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業は、感染対策に関わる物ならば、幅広く活用できる助成金です。
その中には、一見すると感染対策に関係ないような物にまで適用されます。
例えば、電子カルテの導入も助成対象になりますから、業務上の色々な内容で利用できるでしょう。
また、IT導入補助金は、従来からある助成金制度の1つです。
従来の内容に加えて、コロナ禍の内容もプラスされていますから、確認してみて下さい。
新たに追加された内容は「C型」に分類されており、最大で「補助率75%」、「450万円」のサポートを受けることができます。
従来の内容以上のサポートになりますから、今まで見逃していたクリニックこそ、注目すべきなのです。
現状では、①に注目されがちですが、IT導入補助金もコロナ特有の内容を設けていますから、経営状況の良し悪しに関わらず絶対に見逃せません。
コロナでクリニックの方針を変えるきっかけとして助成金を役立てよう
コロナをきっかけにクリニックの経営方針を変えたという医師は、少なくありません。
ですが、金銭的な問題から、大きな方針変更が難しいと思っている医師も多いでしょう。
特に、電子機器等の導入を視野に入れた場合、一気に変えることは難しいです。
そのような時は、コロナだからこそクリニックで活用できる助成金を思い出して下さい。
特に、今回ご紹介した2つの内容は、業務に直結します。
業務に直結する内容こそ、早い段階での導入が求められますから、躊躇する時間はもったいないのです。
むしろ、コロナだからということで特例措置を取っている場合もありますから、チャンスと捉えて下さい。
資金繰りの関係上、確かに必要のない投資は避けるべきです。
しかし、必要な投資ならば、サポートを利用しながらでも行動に移すべきでしょう。
まとめ
今回は、コロナ禍でクリニックが注目している助成金についてご紹介しました。
どちらも、クリニック経営をしている医師ならば、見たことのある名称だと思います。
「今は関係ない」と見送っていた内容でも、現状ではどうでしょうか?
状況によっては、利用しない手はありません。
まだまだコロナ禍は落ち着きませんから、申請できそうな内容は一通り目を通しておきましょう。