医療機関でも「附随業務」として判断される場合は、物品販売が可能になります。
その中でも多く取り扱われているのが、サプリメント販売です。
ところで、サプリメントを販売することで、経営面にどのようなメリットが生まれるのでしょうか?
物品販売を始めようと検討している医師は、是非ご覧下さい。
目次
医療機関の物品販売でサプリメントが選ばれる理由
医療機関の物品販売でサプリメントが選ばれるのは、栄養補助の役割にあります。
体調不良の原因が明らかに病気である場合は、薬を処方したり、しかるべき治療行為を行ったりして対応します。
ですが、体調不良と言っても、手術や薬で治らないこともあります。
例えば、栄養不足が原因で体調不良になった場合、適切な対応として食生活を見直したり、不足している栄養を多く摂取したりすることを勧めるはずです。
これには、医学的な治療行為が必要ありません。
その時に患者に勧めることができる商品として、サプリメントが役立つのです。
多忙な現代人は、いくら栄養面に配慮した食事を作ったとしても、不足している栄養が必ずあります。
補助的に補えるサプリメントがあると、簡単に健康に配慮できる生活が送れます。
そして、サプリメントが対応できる診療科は幅広いですから、コンタクトレンズのように販売可能な医療機関が限定されません。
以上のような理由から、サプリメントを経営に取り入れている医療機関が増えているのです。
医療機関の経営から見る物品販売~サプリメントが経営にもたらすメリット~
サプリメントの存在は、患者対応の幅を広くすることだけに留まりません。
医療機関の経営から考えても、メリットの多い物品販売法になるのです。
最大のメリットは、顧客の単価アップが狙えることです。
医療機関の経営方針によっては、単価が低い分、大勢の患者を診察することで経営を成り立たせている場合があります。
とはいえ、この経営方法だと限界があることも事実です。
その時に、サプリメント販売を導入すると、受診した患者一人当たりの単価を上げることができます。
それが継続できる状態になると、毎月、毎年の収益を上げることも不可能ではありません。
今の経営状態を見直し、何か行動を起こすならば、サプリメント販売が合理的なのです。
経営面で次の一手が欲しいと考えている時こそ、選択肢の一つとして検討してみて下さい。
まとめ
今回は、医療機関における物品販売の可能性として、サプリメント販売のメリットをご紹介しました。
今や私たちの生活に欠かせない存在となったサプリメントですが、医療機関で取り扱っても問題ありません。
むしろ、体調管理や健康促進の選択肢として提示できますから、上手く活用している医師が多いのです。
販売が成功すると、顧客単価も同時に上がりますので、経営にとってプラスになるのは間違いありません。