医療現場で抱えている問題解決のために、日々IoT機器は活躍しています。
とはいえ、IoT機器が医療現場に与えるメリットを熟知しなければ、フル活用できているとは言えません。
性能を活かして何をするのか、これが重要なのです。
ここではモニタリングデバイスに注目し、そのメリットや種類をご紹介しましょう。
目次
IoT機器をモニタリング使用すると得られる医療現場のメリット
IoT機器、通称デバイスを患者に使用することで、医療現場には多くのメリットが生まれます。
その一つは、血圧や体温といった細かい身体データを正確に収集できることです。
今まで血圧等の情報は、受診の際に確認するしか得る手段がありませんでした。
この方法では、毎日情報を確認することができない患者もいますので、正確な体調のデータを集められません。
ですが、モニタリングデバイスを身につけてもらうことで、定期的に健康関連のデータを集めることができます。
正確なデータが収集できると、体調の異変にも気付きやすくなるのです。
さらにこれには、医療現場だけでなく患者にとっても、日々の健康管理に役立てるメリットがあります。
病気の中には、その時の症状だけでなく、日々の体調の変化も関係する時があります。
病気の早期発見や治療方針を具体化するために、IoT機器は欠かせない存在になるのです。
IoT機器の種類~医療現場で注目されているデバイスとメリット~
ここからは、現在登場しているIoT機器の中から、医療現場で注目されているデバイスや使用時のメリットをご紹介します。
まずは、腕時計・リストバンド型のデバイスになります。
身につけているだけで健康状態の情報を確認できるだけでなく、不測の事態が発生した時に緊急通報してくれる機能が付いているデバイスもあります。。
これらは、「身につける」だけで良いですから、簡単に健康管理ができるメリットがあります。
また、近年は衣類に微弱な電波を流す素材を使用して、「服を着ること」で健康管理ができるデバイスも存在しています。
こちらも、「着る」だけで健康管理ができますから、特に寝たきりの患者向けとしてお勧めされることが多いです。
さらに心拍を検知することで、居眠り運転を防止できないかと試みている企業もありますから、活用の場は医療現場に留まりません。
この他にも多数のモニタリングデバイスが登場していますから、患者の症状やニーズに応じて使用を勧めてみて下さい。
まとめ
今回は、IoT機器をモニタリングとして医療現場で使用するメリットと、その種類についてご紹介しました。
モニタリングとして活用できると、患者の健康管理だけでなく、体調不良の早期発見に役立てることができます。
現在登場しているデバイスは、簡単に使用できますから、使用時に難しい説明をする必要がありません。
モニタリングデバイスは、患者対応や治療に大いに役立ちますから、日々の業務の質が間違いなく変わります。