開業医は、世間的に高収入と思われがちです。
しかし、経営や生活面のやり繰りを考えると、実はそうでもありません。
むしろ、貯蓄がままならない人もいるくらいです。
そのような悩みを抱えている開業医が資産を平均以上に増やしたい場合、どうすればいいのでしょうか?
目次
開業医が資産を増やすコツ～収入を平均以上にすれば良いだけではない～
開業医が今よりも資産を増やしたい場合、単純に収入を世間の平均以上にすれば良いと考えがちです。
しかしながら開業医の場合、収入を上げれば良いというわけではありません。
まずは、なぜ貯蓄額が増えないのか、考えていきましょう。
開業医は、頑張り次第であっという間に高収入になれます。
すると当然、日常生活に使えるお金にもゆとりが生まれます。
その結果、生活水準が世間の感覚とずれてしまうことがあるのです。
特に、プライベートで使うお金に関しては、豪快にお金を使う人も少なくありません。
その影響で、経営は順調であっても貯蓄が世間の平均以下であることも珍しくないのです。
普段から必要以上にお金を使う生活に慣れてしまうと、収入が減った時に中々生活水準を落とすことができません。
そのため、収入を上げる＝資産が増えるとは断言できないのです。
となると、収入を上げる以外の方法を知っておかなければなりません。
開業医の資産目標～平均以上にする際に必要な貯金額～
これから開業医を目指す医師が将来設計や老後の生活を考える場合、将来的な資産額は世間の平均以上でなければなりません。
具体的には、目下の貯蓄額を1000万円以上にすることを目指して下さい。
貯蓄額が1000万円である理由は、資産形成に安心して取り組むために必要な金額設定になるからです。
投資には、不動産投資や株式投資と幅広くありますが、どれも数十万円を元手にお金を増やすことはできません。
さらに、開業医という職業上の特徴を考えると、1000万円あった方が様々な手法に挑戦しやすくなります。
ですので、資産がないと悩んでいる開業医は、まずこの金額を達成できるように行動を始めてみて下さい。
今の時代、がむしゃらに働いて資産を増やす方法は向いていません。
色々な媒体で、お金に働いてもらうことが推奨されています。
これは、現役の開業医だけでなく、開業医を目指している医師にこそ勧めたいことです。
開業前に経営計画を考える際は、一緒に自分の将来設計も考えましょう。
まとめ
開業医が資産を平均以上に増やしたい場合には、このような考え方が必要になります。
開業医は成功すると高収入になる人が多く、生活水準等が世間とずれてしまうことも珍しくありません。
その影響から、実は貯蓄がないということがよくあるのです。
まずは、貯蓄額1000万円を目標に経営や収入をやり繰りし、それからお金に働いてもらう方法で資産を増やしていきましょう。
