開業医の方が老後生活を送る住宅を購入する際は、いかに利便性に優れた物件を見つけられるかがポイントとなります。
しかし、意識すべきなのはそれだけではありません。
近くにある施設の存在についても、細かくチェックする必要があります。
今回は、住宅購入時にチェックしておきたい周辺施設について、詳しく解説します。
目次
必ずチェックしたい6つの周辺施設
住宅購入時には、以下の周辺施設が近くにあるかどうか、必ずチェックすることをおすすめします。
・スーパーマーケット
・コンビニエンスストア
・病院
・金融機関
・駅
・商業施設
スーパーマーケット
一人暮らしの方であっても、ファミリーで住宅を探している方も、スーパーが近くにあるかどうかは必ずチェックしましょう。
特に、食料品以外にも日用品、薬、衣類などを販売している大規模な店舗が近くにある場合は、非常に生活が便利になることが予想されます。
ちなみに、買い物の量が多いファミリー世帯は、自家用車でスーパーに訪れることもあるため、駐車場が付いている店舗なのかどうかもチェックすべきです。
コンビニエンスストア
コンビニもスーパーと同じく、便利なショッピング施設として、住宅を購入する際にはチェックしておきたい周辺施設です。
ほとんどのコンビニは、24時間年中無休で営業しているため、どのような家族構成、生活リズムの方にとっても、必ず重宝します。
近年は、商品のクオリティも格段に上がっている上に、お惣菜などの種類も充実しているため、「今日はご飯を作る時間がない」という主婦の方にとっても、コンビニの存在はありがたいでしょう。
ちなみに、コンビニは単なるショッピング施設としてだけでなく、以下のようなあらゆるサービスを取り扱う店舗としても機能します。
・公共料金の収納代行
・ATM
・宅急便
・チケット発券
・通販商品の受け取り
・クリスマスケーキ、おせち料理、お歳暮・お中元の予約 など
病院
開業医の方が住宅を購入する際には、近くに病院があるかどうかも必ずチェックしましょう。
特に、内科や外科だけでなく、眼科や耳鼻科、小児科や産婦人科など、多くの診療科医がいる総合病院は、多くの方にとって魅力的な施設です。
特に、こちらはファミリー世帯ほどチェックすべき周辺施設だと言えます。
なぜなら、ファミリー世帯には、身体的な不安を抱える高齢者の方や、免疫力が低い子どもなどがいる可能性があるからです。
金融機関
金融機関があるかどうかも、住宅を購入する際にはチェックしておくべきです。
金融機関では、コンビニのATMでは使えない振り込み、通帳記入などの機能が利用できます。
現金の引き出し、預け入れ手数料に関しても、その金融機関のカードを使用すれば、基本的にはかかりません。
ちなみに、同じような理由で、郵便局も近くにあるかどうかチェックしておきましょう。
駅
開業医の方が住宅を購入する際、チェックしたい周辺施設としては、電車の駅も挙げられます。
例えば、ファミリー世帯の場合、家族のいずれかは電車通勤、通学をする可能性が高く、駅が近くにあるかどうかはとても重要です。
また、そのような家族構成の開業医は、駅までの所要時間も正確にチェックしましょう。
ちなみに、住宅の最寄り駅がターミナル駅の場合は、より通勤時、通学時の利便性がアップします。
ターミナル駅とは、複数の路線が乗り入れ、電車の起点あるいは終点となる駅のことをいいます。
このような駅は、必然的に多方面にアクセスしやすくなるため、もし近くになるのであれば、家族における日々の生活は非常に便利になります。
商業施設
商業施設も、住宅を購入する際にはチェックしておきたい周辺施設の1つです。
こちらは、どちらかというと夫婦世帯、ファミリー世帯がチェックしたい周辺施設です。
商業施設には、さまざまな店舗が軒を連ねていますし、買い物だけでなく食事や娯楽を楽しむ場所としても利用できます。
そのため、もし近くにスーパーやコンビニがなかったとしても、商業施設が1つあるだけで、生活のしやすさは大きく変わってくるでしょう。
近くにないことが望ましい周辺施設は？
以下に関しては、住宅の近くにはないことが望ましい周辺施設だと言えます。
・ガソリンスタンド
・高速道路
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、自家用車を所有する開業医の方にとって必要不可欠な施設ですが、見方を変えれば危険ととることもできます。
こちらはもちろん、ガソリンが危険物であることが理由です。
高速道路
高速道路が近くにあれば、遠方まで出かける際にとても便利ですが、騒音が大きい、振動が発生するといったデメリットもあるため、内見時にはこちらの詳細をチェックしなければいけません。
まとめ
日々の生活は、優れた機能を持った住居と、恵まれた周辺環境が合わさって初めて快適になります。
つまり、どれだけ良い住宅でも、不便な周辺環境では魅力が半減するということです。
特に、現役を退いた開業医の方は、体力面での余裕があまりないことが予想されるため、利便性の高いエリアに居住することを強く意識しなければいけません。
