医者の節税方法はさまざまですが、マンションの購入・貸し出しも1つのメジャーな節税方法です。
つまり不動産投資による節税ですね。
今回は、医者が節税方法としてマンションを購入し貸し出す際、つい忘れてしまいがちな注意点を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【医者の節税方法】マンションを購入し貸し出すことでなぜ節税になるの?
なぜ医者がマンションを購入し貸し出すことによって、節税になるのでしょうか?
マンションを貸し出すには、まず医者がマンションを購入しなければいけません。
そのマンションを購入するための支出の一部、金利、減価償却費などは、経費として計上できる費用なので、節税に繋がります。
ある程度高価な不動産でも、比較的リーズナブルに購入できるとも言えますね。
また医者は節税ができるだけでなく、マンションを貸し出すことで賃料を得ることができます。
つまり節税ができると同時に、不労所得が手に入るということです。
ただ医者が節税方法としてマンションを購入し貸し出す際には、忘れがちな注意点があります。
医者が節税方法としてマンションを購入し貸し出す際の注意点って?
医者が節税方法としてマンションを購入し貸し出す際には、注意すべき点が多くあります。
割安なマンションを購入できても空き室が増加すれば利益は少なくなりますし、古すぎるマンションを購入してしまうと修繕費がかかり、黒字が出なくなります。
そんな中でも特に忘れがちなのが、“ローンの返済計画”です。
医者が節税対策としてマンションを購入する際、ほとんどの方は金融機関からの借入に対して、ローンを組んで返済します。
このローンの返済計画がうまくいっていないと、医者は節税対策としてマンションを購入したにも関わらず、返ってマイナスが多くなってしまいます。
ローンの月返済額をマンションの賃料収入(満室時)で割って“返済利率”を算出したとき、利率が高ければ高いほど医師に入る収入は少なくなります。
ローンの返済比率は、高くても40%程度に抑えるような計画をしないと、購入したマンションがどんどん医者の経済状況を圧迫することになります。
まとめ
医者の中には、節税対策としてマンションの購入・貸し出しを勧められた方も多いでしょう。
もちろん魅力的な物件であれば検討すべきですが、闇雲に節税対策を実践しようとして、無計画にマンションを購入してしまうのは非常に危険です。
マンションを実際に購入する前に、そのエリアのリサーチを行ったり、不動産投資に関する知識を十分に身に付けたりしない限り、先に進むべきではありません。