医者が車を購入して節税に結び付ける際のポイントを解説!


医者は車を購入することで、節税に結び付けることができるのを知っていますか?
ただ車の選び方を誤ると、思惑通りに節税できない状況に陥ります。
今回は医者が車を購入して節税に結び付けるにあたって、どのような車を選択すべきなのかを知っていただきたいと思います。

目次

医者が車を購入して節税!買うなら新車?

医者はなぜ、車を購入して節税に結び付けることができるのでしょうか?
理由は簡単で、車の購入費用を経費として計上できるためです。
ではせっかく車の購入費用を経費として計上できるのであれば、医者は車を新車で購入すべきなのでしょうか?
答えはNOです。
新車の普通乗用車における耐用年数は6年と定められており、毎年一定の額が経費として計上できる“定額法”、年を追うごとに計上できる額が少なくなる“定率法”のどちらで計算しても、それほど多く経費として計上できません。
つまり高い費用で新車を購入しても、それがすぐに経費として計上できるわけではないため、医者は新車を購入して節税しようと考えないようにするべきだということです。
医者が車を購入して節税するのであれば、それよりも効果的な方法があるので解説しましょう。

医者が車を購入して節税!購入すべき車って?

医者が車を購入して節税をするのなら、中古車を購入することをおすすめします。
先ほど新車の耐用年数について解説しましたが、中古車は新車よりも耐用年数が2~5年と短くなっています。
また耐用年数が2年の中古車であれば、その購入費用をすべて1年で経費に回せる可能性もあります。
500万円の中古車を購入する場合であれば、定率法で500万円が経費として計上でき、定額法でも1年あたり250万円を経費に回せます。
ただ中古車を購入するべきとはいえ、あまりにも古い車はおすすめできません。
なぜなら、車はクリニックにおける“広告”としての価値もあるためです。
中古車でもある程度グレードの高い車に乗っていれば、クリニックの経営状況が順調なことをアピールでき、信頼性とクリニックの価値向上に繋がります。
また“資産”としての価値も考えるのであれば、できるだけ流通している数が少ない車を購入し、将来的に売却するという選択肢も残しておくべきでしょう。

まとめ

医者が車を購入することによる節税の仕組み、おすすめの車について解説しました。
車の購入費用が経費に回せるからといって、無理やり新車を購入するのは危険です。
ステータスとして新車を購入したい気持ちもわかりますが、経費に回せる費用が少ない上に、維持費などがクリニックの経済状況を圧迫してしまうと本末転倒なので注意しましょう。


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