医療法人は、生命保険に加入することで節税対策ができ、また相続税納税資金対策として活用することもできます。
今回は医療法人の院長が生命保険について学ぶために、ぜひ目を通していただきたい書籍を紹介します。
これから生命保険に加入しようとしている院長も、ぜひ参考にしてください。
目次
医療法人が生命保険について学ぶための書籍とは?
今回紹介する、医療法人が生命保険について学ぶための書籍は、“お医者さん!この機会に保険を見直してみませんか?”という書籍です。
この書籍は、1級ファイナンシャルプランニング技能士である吉光隆氏によって執筆されています。
医療法人の院長の中は、患者や先輩医師からの紹介によって、加入目的とは違う生命保険、またはとてもグレードが高い生命保険に加入している方もいます。
ただ本来は、医療法人によって生命保険の加入目的は異なり、希望する保障内容も異なるはずです。
つまり医療法人の院長は、自身の医療法人に合った生命保険を自ら選択しなければいけないのです。
“お医者さん!この機会に保険を見直してみませんか?”には、医療法人や個人開業医に向けて、加入目的や希望する保障内容に合った生命保険の見直し方が記載されています。
生命保険にまだ加入していない院長でも理解しやすい内容になっており、節税や事業承継対策などに関する知識も併せて学ぶことができます。
医療法人が生命保険について学ぶ書籍の具体的な内容
この書籍は、まず第1章で個人開業医における生命保険の見直し方、相続対策、生命保険の活用方法などについて記載されています。
また第2章には、医療法人における生命保険の見直し方、相続対策、生命保険を活用することによる問題の解決方法などが包括的に記載されています。
その他、第3章・4章では、生命保険の経理処理について、生命保険を駆使した相続対策の基礎について学ぶことができます。
また付録として、生命保険を見直す際に活用できる、役員退職慰労金・弔慰金規程や、平均余命表などが付いています。
この書籍は、“セールス手帖社保険FPS研究所”という企業から発刊されており、公式サイトから購入することができます(税込1,296円)。
まとめ
医療法人が生命保険について学ぶため、または生命保険の見直しをするために、参考にするべき書籍を紹介しました。
先ほども触れたように、医療法人は加入目的と違う生命保険に加入していたり、身の丈に合っていない生命保険に加入していたりする場合があります。
1度見直しをして、生命保険がうまく機能しない、経営状況を圧迫するというさまざまなリスクを軽減しましょう。