開業医の節税対策の1つに、不動産投資が挙げられます。
不動産投資をすれば経費が増え、その分課税額を減らすことができるためです。
また不動産投資は、開業医に適している理由がいくつもあります。
したがって今回は、不動産投資が開業医に適している理由について解説します。
目次
【開業医の節税】開業医が不動産投資に向いている理由①不労所得が手に入る
開業医が不動産投資に向いている理由には、まず不労所得が手に入るという点が挙げられます。
開業医として働く傍ら、それ以外の事業で所得を得るというのはとても難しいことです。
MS法人の設立などで事業を拡大し、所得を増やすことは可能ですが、誰もが簡単にMS法人を設立できるわけではありません。
後述しますが、開業医の不動産投資では資金調達もしやすく、空室が埋まれば効率的に不労所得を手に入れることができます。
【開業医の節税】開業医が不動産投資に向いている理由②借入がしやすい
開業医が不動産投資に向いている理由には、借入がしやすいという点も挙げられます。
どのような不動産を購入するのかにもよりますが、いくら資金が潤沢な開業医であっても、一括で不動産を購入するケースは多くありません。
ほとんどの開業医は不動産投資をする際に借入を行い、その資金で不動産を購入することになります。
金融機関等からの借入には審査があり、もし審査に通過しなければ、理想的な不動産があっても目をつぶることになってしまいます。
ただ開業医は非常に社会的地位が高く、金融機関からの借入がスムーズに行われやすいです。
したがって、開業医としてある程度の実績を残している方は、審査に通過せず不動産を見送らなければいけないという状況にはまずならないでしょう。
【開業医の節税】開業医が不動産投資に向いている理由③事業拡大のチャンスが広がる
開業医が不動産投資に向いている理由には、事業拡大のチャンスが広がるという理由もあります。
先ほど誰もがMS法人を設立して、事業を拡大できるわけではないという話をしました。
ただ不動産投資で所得をアップさせることができれば、MS法人を設立するという選択肢も現実味を帯びることになります。
そうなれば必然的に、事業拡大のチャンスは広がります。
まとめ
開業医の節税対策の1つである不動産投資が、開業医に向いている理由について解説しました。
これまで節税対策としてさまざまなことに取り組んできた開業医は、不動産投資が開業医に向いていることを理解し、ぜひ実践することをおすすめします。
多少コストはかかりますが、入居者のクレームやトラブルへの対応に追われるという欠点も、不動産管理を管理会社に委託することで解決できます。