医者の代表的な節税方法に、不動産投資が挙げられます。
ただ、高額な不動産を購入したものの、安定した利益を出せなければ、それはただの不良債権となってしまいます。
したがって、不動産を購入したときに出る赤字が所得に合算されるとはいえ、なるべく安く不動産を購入するということは、とても重要なことなのです。
目次
【医者の節税】不動産をなるべく安く購入するためのコツ①売り出しから2ヶ月前後経過している物件を狙う
不動産をなるべく安く購入するには、売りに出されてから2ヶ月前後経過している物件を狙いましょう。
不動産の売却は、売り出しから買い手を見つけるまでの3ヶ月が重要だと言われています。
したがって、売り出しから2ヶ月を過ぎたあたりで、まだ買い手が見つかっていない場合、その不動産の売り手はとても不安になります。
つまり、売り出しから2ヶ月前後経過している不動産に購入の申し込みをすれば、売り手は“やっと現れた買い手を逃したくない”と考えることが多く、価格交渉などにも応じてもらいやすくなるということです。
【医者の節税】不動産をなるべく安く購入するためのコツ②売り手の売却理由をチェックする
不動産をなるべく安く購入するためには、売り手の売却理由をチェックすることも重要です。
例えば、“体力的に賃貸経営を続けることができないから、売れるときに早く売りたい”というような理由であれば、売却金額よりも早期の売却を重視していることになるため、相場より安く購入できる可能性が高いです。
売り手の売却理由は、不動産会社に質問すれば教えてくれることが多いため、欠かさずに聞いておきましょう。
【医者の節税】不動産をなるべく安く購入するためのコツ③不動産の知識を身に付ける
不動産をなるべく安く購入するためには、できる限り不動産の知識を身に付けることも重要です。
不動産売買では、買い手はできるだけ安く買いたいと考え、売り手はできるだけ高く売りたいと考えるのが普通です。
そんな不動産売買において、“とにかく10%値引きしてほしい”というような、根拠のない交渉はなかなか通りません。
逆に、土地の路線価、近隣の取引相場などを基に交渉すれば、話がまとまる可能性は高くなるでしょう。
まとめ
医者の節税方法の1つ、不動産投資を始めるにあたって、なるべく不動産を安く購入するためのコツをいくつか紹介しました。
医者の中には、購入する物件選びに関して、コンサルタントなどに一任してしまうという方も少なくありません。
それができるのが、多忙な医者でも実践可能な不動産投資の良さではありますが、安く購入したいのであれば、医者自身が交渉したり、安く購入できる物件を見極めたりすることも必要でしょう。
