開業医が行うポピュラーな節税対策の1つに、不動産投資が挙げられます。
また、開業医が行う不動産投資には、節税以外にもさまざまなメリットがあるため、何か新しいことを始めようとしているクリニックは、ぜひ導入したいところです。
今回は、そんな節税以外のメリットについて解説しましょう。
目次
開業医の不動産投資における節税以外のメリット①万が一の備えになる
開業医の不動産投資には、節税効果だけでなく、“万が一の備えになる”というメリットもあります。
これは、単純に不動産投資によって安定した賃料収入を得ることで、クリニックの経営が傾いたときの支えになるということを指しています。
また、賃料収入という大きな支えがあることで、気持ちに余裕を持ちながらクリニックを経営できるため、クリニックにおける集患対策や患者の満足度上昇に向けた取り組みにも力を入れられるでしょう。
開業医の不動産投資における節税以外のメリット②経営の技術や知識が身に付く
開業医の不動産投資には、節税以外に“経営の技術や知識が身に付く”というメリットもあります。
不動産投資を成功させるには、経営の技術や知識が必要不可欠であり、その知識は、クリニックの経営にも十分活かすことができます。
例えば、不動産投資において入居者を集めるための知識や技術は、クリニックにおいて患者を集める場合にも、多少は活用できるでしょう。
開業医の不動産投資における節税以外のメリット③早期のハッピーリタイアを目指せる
開業医の不動産投資には、節税以外に、“早期のハッピーリタイアを目指せる”というメリットもあります。
つまり、不動産投資を行って資産形成をすることで、早めに資産の余裕ができ、65歳を超えても医師として働き続けるような、ハードなプランを回避できる可能性があるということです。
定年を過ぎてもそのまま院長として働く開業医、あるいは1度院長という立場から離れ、非常勤医師として働き続ける開業医は少なくありません。
もちろん、開業医としてできるだけ長く働き続けたいという方もいますが、早期のハッピーリタイアを目指すのであれば、不動産投資は欠かせない取り組みの1つと言えるでしょう。
まとめ
ここまで、開業医の不動産投資における、節税以外のメリットについて解説してきました。
開業医の不動産投資には、さまざまなメリットがあることを理解していただけたかと思いますが、専門家の力なくしては、なかなかスタートさせることが難しいです。
なぜなら、普段忙しい開業医にとって、不動産投資の成否を左右する“物件探し”をじっくり行うことは、決して容易ではないためです。