【2020年版】医師がフリーランスになった時の税金の知識~家事按分を理解しよう~


医師の働き方には、勤務医・開業医だけでなく、フリーランスという選択肢があります。
フリーランスになると、自分でお金の管理をする必要がありますよね。
特に、税金関係はややこしいと思いませんか?
今回は、医師がフリーランスを選択した時の税金の基本的な知識として、「家事按分」についてご説明しましょう。

目次

医師がフリーランスになったら~税金の計算に関わる家事按分~

医師がフリーランスを選択した場合、税金の計算を行う際に「経費」扱いできる項目がないかを探すことになります。
働き方に関わらず、税金の計算は控除分等のお金を全て差し引いた後に、残った金額から計算されることになりますよね。
そのため、納付する税金の負担を少しでも小さくしたいならば、最終的な課税対象額をできる限り小さくする必要が出てくるでしょう。

ですが、「経費」として明確に判断できる項目と、そうでない項目がありますよね。
例えば、自宅の電気代はどうでしょうか?
一見すると、これは経費に当てはまらないと思ってしまいますよね。
ですが、フリーランスの場合、電気代が経費として認められていることがあるのです。

このように、経費として扱えるお金を判断することを「家事按分」と言います。
この考え方を知っておくと、課税対象額を少なくすることに役立ちますよね。
しかし、判断基準は結構難しいですから、ポイントを押さえて検討する必要があります。

医師の業務に関する費用か?~フリーランス医師が家事按分で税金を考える~

医師がフリーランスになった際、何も対策をせずに税金の納付をしてしまっては大変です。
家事按分の考え方を使って、負担の軽減をすることをオススメします!
判断する上で大切なポイントは、業務に関わる費用であることと、合理的な基準で計算をすることになるでしょう。

業務に関わる費用かどうかは、簡単に判断することができますよね。
ですが、合理的な基準で判断するというのは、結構難しいのです。
例えば、先程の電気代も、一日中家で仕事をしているならば全額対象になるかもしれません。

しかし、家にいる時間、ずっと仕事をしている訳ではありませんよね。
時にはテレビを見たり、ご飯を食べたりと、仕事と関係ない時間に電気を利用していることもあるでしょう。
この時間帯の使用量まで、経費として考えて良いのか?
端的に言うと、このことなのです。

従って、何でも経費扱いできるという訳でないことを頭に入れておいて下さい。

まとめ

今回は、医師がフリーランスを選択した時に必要な税金の知識、「家事按分」についてご説明しました。
基本的には経費扱いできるかどうかの話なのですが、その匙加減は難しいですよね。
医師に限らず、他の事業のフリーランスも、税務署から経費として認められるのかが難しいと話しているくらいです。
自分が経費として扱いたいというよりは、客観的に見た時に合理性があるかで判断して考えることが求められますね。


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