家族のためにマイホームを検討するのは、職種を問わずできることですよね。
そんな中、一般的に医師という職業は高収入で、金銭問題とは無縁のように感じられます。
しかし実は、マイホームを検討するにあたって、開業医特有の問題があるのです。
今回は、これから開業医になる上で気を付けたい、住宅ローンのお話をします。
目次
開業医になる前に申請した住宅ローンの存在はマイナスになり得る可能性が
医者という仕事をしている人にとって、開業は一つのターニングポイントになります。
その選択をするのに、近年は年齢を問わなくなってきていることを知っているでしょうか?
しかし、そこでちょっとした壁になるのは、マイホームの購入です。
これは、大きな買い物になりますから、購入の際に住宅ローンを申請した人も多いでしょう。
しかし、開業医になる前に購入の選択をした場合、住宅ローンの存在はちょっとした足かせになってしまいますから、苦労する要因になりやすいのです。
例えば、診療科によっては、高額な機材の購入が必須になる場合もあるでしょう。
開業資金の融資を受けようとした場合、ローンの返済中となると、もしもの時に機材への返済の不安が出てしまいますよね。
大切な住まいと開業、悩ましい問題として、頭を抱えてしまう経験をされた方も多いかもしれません。
しかし、必ずしも融資の検討の際に、マイホームの要素がマイナスに働くとは限りません。
将来的に開業医のマイホームが、各種ローンの返済にプラスになり得るか?
開業医を目指している人が、開業までに問題なく融資やローンを受けられるためには、住宅ローンで購入した住まいの価値がポイントになります。
例えば、売却をするとなった場合に、少しでもプラスの利益が手に入るかどうかということが挙げられるでしょう。
好ましい話ではありませんが、経営が困難になった場合、住宅を売却して各種返済を行うということもあり得ますよね。
その時に、あまり価値がなく、マイナスが残るようでは、安心して開業資金を貸し出すことはできないでしょう。
つまり、開業を視野に入れている場合は、マイホームの購入に関しても資産価値が得られるかどうかで見ていかなければなりません。
開業したとしても、確実に成功できる保証はありませんから、資産としての価値が持てるかどうかは、開業を視野に入れるなら必須のポイントになるでしょう。
まとめ
今回は、開業医を視野に入れるならば知っておきたい、住宅ローンの注意点についてお話ししました。
そもそも、住宅ローンは1つの借金として捉えられますから、開業の融資を受ける上では不安要素になりやすいです。
融資が受けられるポイントは、購入した住宅に資産価値があるかどうか、これにつきますので、一般の人よりも住宅やローン内容を吟味する必要があるでしょう。
開業前に住まいの購入を検討している人は、注意して下さいね。
