医者として働いていると、職場等からお金にまつわる話を聞く機会もあるでしょう。
その時にダントツで多いのは、不動産投資ではないでしょうか。
「自分もやっているから、やってみなよ!」と、誘われた経験のある医師もいるかもしれません。
実際、医者にとって不動産投資は本当に始めやすい手法なのでしょうか?
目次
医者で不動産投資を行っている人が多いのはホント
まずは、真実の話から見ていきましょう。
医者で不動産投資を行っている人が多いということに関しては、真実です。
勤務医、開業医どちらの働き方をしている医者であっても、将来のお金をどうすべきか、大きなテーマになりますよね。
現在は多様な節税方法がありますが、大きな利益を得つつも節税したいというニーズに叶うのは、不動産投資になるでしょう。
そのため、上記のような話題が大勢の人に広まるのは、当たり前の話なのです。
ですので、不動産投資を実際に始めるかどうかは置いておいても、やってみても悪いことでないと考えるのはアリでしょう。
むしろ、自分の資産の可能性を広げられるチャンスの一つだと考えても構いません。
医者の経営論においても、有効な手段の一つとして紹介されていますから、怖がる必要はないでしょう。
医者にとって不動産投資は一番簡単な手法であるのは間違い!
一方で、少し事実が異なって伝わっている内容もあります。
それは、多忙な医者でも不動産投資は手間が全くかからず、誰でも簡単に始められることです。
このことは、一般的に広まっている内容ですが、まるっきり鵜呑みにしてはいけません!
利益を少しでも出したいという気持ちがあるならば、何もしなくても良い訳がないのです。
特に、医者にとって手間がかかるタイミングは、投資を始めた時です。
この時は、投資対象の物件を選んだり、信頼できる不動産会社を探したりしなければならない時期になりますよね。
要するに、投資先の物件や協力相手をミスしてしまうと、いくら簡単な手法でも苦労してしまうことが見えているのです。
これは、職業に関係なく、不動産投資を始める人に共通して言えることでしょう。
確かに、多忙な医者でも運用していける手法ではありますが、最初をしっかりとしておかないと「簡単な投資」でなくなります。
上記のことは、実際に経験した人しか分かりませんから、何でも楽にできるとは思わないようにしたいですね。
まとめ
医者にとって不動産投資は、メジャーな手法になります。
ですが、他の職業の人と同様に、物件の選定等、最初の段階で失敗のリスクをどれだけ下げることができるかが、成功のカギになりますよね。
そのため、始めから楽してできる方法でないことだけは、当たり前ですが知っておく必要があるでしょう。
楽をして利益を得ている人でも、必ずどこかで苦労したタイミングがありますから、上手い話はないと考えるべきです。