【クリニック経営の教科書】患者が気になるレイアウト


クリニックの集患において、患者のことを考えたレイアウトづくりはとても重要です。
では、患者はクリニックのレイアウトに関して、一体どんなところを気にしているのでしょうか?
今回は、“クリニック経営の教科書”と題し、患者が気になっている点について具体的に解説します。

目次

【クリニック経営の教科書】患者が気になるレイアウト①受付

クリニックに訪れる患者は、受付の“視認性”を気にしている場合が多いです。
例えば、受付から入口がよく見えないレイアウトになっていると、来院した患者にすぐ対応できないかもしれませんし、待合室が良く見えない状態であれば、急な体調悪化などに気付いてもらえない可能性があります。
また、受付に関しては、受付カウンターの高さ、荷物置場などのレイアウトを気にしている患者も多いです。
そのため、クリニックは、患者の快適さ、使い勝手の良さを考慮して、受付のレイアウトを考えなければいけません。

【クリニック経営の教科書】患者が気になるレイアウト②トイレ

クリニックに訪れる患者の中には、トイレのレイアウトが気になる方も多くいます。
例えば、トイレのドアを開けたとき、待合室から丸見えになってしまうようなレイアウトだと、患者は快適にトイレを使用できないでしょう。
また、あまりに待合室から近すぎると、においや音も気になってしまいます。
その他で言うと、バリアフリー設計なのかどうか、ベビーシートやベビーキープはあるのかどうかなどを気にしている患者も多いです。

【クリニック経営の教科書】患者が気になるレイアウト③レイアウトの分かりやすさ

クリニックに訪れる患者は、クリニックのレイアウト全体の“分かりやすさ”も気にしています。
レイアウト全体の分かりやすさとは、入口から受付、受付から待合室、待合室から診察室といった“移動”における分かりやすさのことを指しています。
もちろん、待合室からトイレへの移動に関する分かりやすさも、しっかり確保しておかなければいけません。
ただ、先ほども解説したように、トイレを待合室から近くしすぎてしまうと、においや音が気になってしまうため、案内板などを用いて対応することをおすすめします。

まとめ

ここまで、“クリニック経営の教科書”と題し、患者が気になるレイアウトのポイントについて解説してきました。
今回解説したこと以外にも、患者が気になるレイアウトのポイントはたくさんあるため、すべてに対応するのは難しいでしょう。
ただ、優先順位を付けて、ポイントを1つずつ押さえたレイアウトにすれば、集患効果が生まれやすくなるのは間違いありません。


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