これから眼科の開業を検討している方にとって、患者数の平均は気になる数字の1つだと思います。
また、眼科を開業するのであれば、患者数の平均を知るだけでなく、患者数アップのために心掛けることも、併せて知っておかなければいけません。
今回はこれらの点について、詳しく解説したいと思います。
目次
眼科の患者数の平均はどれくらい?
眼科の患者数の平均(1日あたり)は、約50人です。
これは、内科の平均(約35人)、外科の平均(約45.4人)より多い数字となっていますが、その他の診療科と比べると、決して多い数字ではありません。
例えば、整形外科の患者数の平均は1日あたり約103.6人であり、眼科の患者数の平均は、多くも少なくもないと言えるでしょう。
眼科が患者数アップのために心掛けること①受付の環境を整備する
では、眼科が患者数アップのために心掛けることには、一体どんなことが挙げられるでしょうか?
1つは、まず受付の環境をしっかり整備することです。
眼科の院長は、その多くが診療室に入り浸りとなってしまうため、なかなか自身で受付を管理することができません。
そのため、信頼できる従業員を配置し、受付における患者への対応を徹底する必要があります。
眼科が患者数アップのために心掛けること②待合室の環境を整備する
眼科が患者数をアップさせるためには、待合室の環境を整備することも大切です。
内科などとは違い、眼科に訪れる患者の多くは、体調を崩しているというケースがあまりありません。
そのため、待合室における暑さや寒さ、あるいは湿気や乾燥などを敏感に感じやすく、不快感を与えるケースも多くなってしまいがちです。
したがって、待合室の過ごしやすさには、常に気を配っておくべきでしょう。
眼科が患者数アップのために心掛けること③コンタクトレンズ、メガネを取り扱う
眼科が患者数アップを目指すのであれば、コンタクトレンズやメガネの取り扱いを検討しましょう。
一般の方の中には、コンタクトレンズやメガネを眼科で購入できるということを知らない方も多いですが、“眼科で販売されているもの=安全”というイメージを与えやすいため、取り扱うことはとても効果的です。
まとめ
ここまで、眼科の患者数の平均と、患者数アップのために心掛けることについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
眼科で患者数をアップさせるためには、眼科という診療科の特徴をしっかりと把握し、適確な工夫をすることが大切です。
もちろん、ホームページや交通広告など、あらゆる手段で眼科の宣伝広告をすることも忘れてはいけません。