美容皮膚科が気を付けたい広告規制について解説します


美容皮膚科のクリニックは、ウェブサイトなどを駆使して、効果的な宣伝を行う必要があります。
ただ、美容皮膚科が宣伝を行うのであれば、広告規制に関して細心の注意を払わなければいけません。
では、美容皮膚科が気を付けたい広告規制には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?

目次

美容皮膚科が気を付けたい広告規制①100%の安全を保障する表現

美容皮膚科に訪れる患者は、治療を受けることに大きな不安を感じている場合もあります。
そのため、クリニック側としては、不安を取り除くために、施術の安全性を伝えたいですよね。
ただ、医学上、100%安全な手術等は存在しません。
したがって、美容皮膚科のウェブサイトなどで、「100%安全な手術です」「絶対失敗しません」などと記載することは、“虚偽広告”として扱われてしまうため、注意しましょう。

美容皮膚科が気を付けたい広告規制②“1日で治療が完了する”という表現

美容皮膚科で行う治療には、施術自体が1日で完了するものもあります。
ただ、施術自体が1日で完了するとはいえ、その後定期的に処置をしなければいけないケースは多いです。
そのような場合、ウェブサイトなどに「1日ですべての治療が完了します」と記載してしまうと、虚偽広告と判断されてしまうため、これも注意が必要です。
定期的な処理が必要なのであれば、その旨は併せて記載しなければいけません。

美容皮膚科が気を付けたい広告規制③在籍医師の人数

美容皮膚科のクリニックには、当然院長以外にも、複数の医師が在籍していることがあります。
また、そのような美容皮膚科の中には、在籍する医師の数が多いことをアピールしたいというところも多いと思います。
もちろん、実際に在籍する医師の数をウェブサイトなどに記載すること自体は、何の問題もありません。
ただ、在籍する医師の数が増減しているにも関わらず、更新せずそのままにしていると、“誇大広告”という扱いになってしまいます。
つまり、元々本当だった情報が、嘘の情報になってしまうということですね。
もちろん、最初から在籍する医師の数を偽って記載することも、誇大広告に該当します。

まとめ

ここまで、美容皮膚科が気を付けたい広告規制について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
美容皮膚科は、さまざまな施術やサービスを展開できる診療科であり、ウェブサイトなどによって、他のクリニックと差別化を図ることで、効果的な集患ができます。
ただ、広告規制に引っかかってしまうと、クリニックとしての信頼度をガクッと下げてしまうことになるため、注意が必要です。


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