クリニック開業に向けて複数の広告を出すのは、一般的戦略です。
中には宣伝広告と同時に、スタッフ募集の求人を出すということもありますよね。
実は、求人も立派な「広告」の1つになっていることをご存知でしょうか?
今回は、求人から得られる意外な広告効果について、ご紹介したいと思います。
目次
クリニックの開業を知る手段は通常の広告だけでない
クリニックの開業関係の広告には、ホームページを作成したり、開業に向けてチラシをポスティングしたりすることが挙げられます。
それらの内容は、クリニックの特徴をアピールするものになりますよね。
その一方で、スタッフ関係の求人も役立つのです。
多くの人は、求人は求職している人しか見ないと思っていませんか?
実は、求人を探している人だけではありません。
どんな求人が掲載されているのか、興味本位で見ているという場合がありますので、限定された人しか見ないというのは間違いです。
仮に、求人の条件等がマッチしなくても、このエリアに新しいクリニックが開業するという情報を伝えられるでしょう。
その情報がきっかけとなって、口コミ等で開業の情報が広がることもあり得ますよね。
そのため、求人情報は、通常の広告にプラスした形で情報を伝達できるものだと考えるべきでしょう。
クリニック開業時の広告には副次的な効果があることを知る
今回の記事でみなさんに知って頂きたいのは、クリニック開業に向けて行う1つの広告であっても、副次的な効果を発揮する可能性があるということです。
その事例として、求人情報を取り上げましたが、求人情報の本来の役割は、ニーズに合った人材を探すことにありますよね。
人材探しのための広告だと捉えてしまうと、せっかくの副次的な効果を発揮できなくなります。
求人情報を出すといっても、求人以外のニーズで情報に目が留まる人と考えて、丁寧に作成すべきです。
一般的な広告手法だけが広告だと考えずに、幅広い視点を持つようにしましょう。
また、求人情報はWEB媒体かチラシ媒体をメインにするかによって、情報が得られる世代が変わってきます。
例えば、WEBなら若い世代、チラシなら高齢世代といった形で、見ている層が大きく変わることが分かりますよね。
これは、クリニックでターゲットとする世代を考える上でも、大切な要素になると思いませんか?
求人を出す場合でも、広告としての影響力が大きいことをご理解頂けたはずでしょう。
まとめ
今回は、クリニックの開業に向けて、求人情報も広告の手段になることをご紹介しました。
求人情報は、人材探しのためのツールだと思いがちです。
しかし、求人の対象外の人にも、意外と目に留まりやすい情報媒体の１つになりますから、広告的な効果も期待できますよね。
本来の広告の主旨とは違うと思わず、患者さんのきっかけ作りの1として有効な手段になるということを、覚えておきましょう。
