クリニック開業となると、看護師だけでなく、事務部門のスタッフも募集しますよね。
美容クリニックの場合は、上記に加えて、さらに広報担当者の採用も必須になります。
なぜ、広報担当者を事務スタッフとは別に採用する必要があるのでしょうか?
今回は、その理由について迫りたいと思います。
目次
美容クリニックで広報担当者を探すべき理由
美容クリニックは、他の診療科クリニック以上に広告のパフォーマンスが求められます。
近年は、ホームページだけでなく、SNSからの情報発信も不可欠になっていますよね。
このような媒体からの情報発信は、医師や看護師、事務スタッフなど、一見、誰でもできるとお思いでしょう。
確かに、クリニックの雰囲気を伝えるという意味で、スタッフが通常業務と兼ねて運営している所もあるかもしれません。
ですが、クリニックの運営に関わるスタッフは、治療や事務手続きのプロではあっても、広告手法のプロではありません。
例えば、SNSでフォロワーを多数獲得したいと思っていても、注目される投稿の仕方には特徴がありますよね。
そのコツを知らなければ、せっかく良い情報を発信していても、多くの人に見てもらえません。
見てもらえなければ、意味が無いのです。
そこで、適切な手法で情報発信してもらうために、美容クリニックに広報担当者の存在は必須なのです!
美容クリニックの評判は広報担当者が握る時代に
美容クリニックの評判に関わるのは、治療面の良し悪しだけではありません。
限られた制約の中で、いかに効果的な広告を打ち出すことができるかに尽きますから、専門的な知識やスキルが求められます。
特に、複雑な規制事項を理解しながら進めていくのは、素人だけでなく、医師でも結構大変ですよね。
そのため、美容クリニック運用スタッフの中でも、広報担当者は別枠として設け、広告戦略に専念してもらった方が良いことが分かるでしょう。
広告担当者の役割は、運用する広告の費用対効果を分析することが求められます。
例えば、SNSを運用していたとしても、フォロワーが少人数だったり、1日1人しか増えなかったりするとどうでしょう。
そもそも広告としての意味を発揮しているのか、疑問に感じませんか?。
また、お金をかけて広告を作成したとしても、集患で元が取れなければ、やってよかったのか不安に感じるでしょう。
また、広告を出すというのは大事ですが、「意味のある」広告かと言われるとどうでしょうか?
分析された上で投下された広告は、評判をガラリと変える効果がありますので、広報担当者の影響力を侮ってはいけません。
まとめ
今回は、美容クリニックで広報担当者を獲得すべき理由に迫りました。
1つ目の理由としては、プロによる適切な情報発信をするには必要な存在であること。
2つ目の理由は、費用対効果を踏まえた上での広告を打ち出すことができることが挙げられるでしょう。
競争率が高い業界だからこそ、広告1つでもクリニックの評判に関わります。
信頼できる担当者を傍に置くことは、メリットしかありません。
