クリニックは、再来患者様の満足度をアップさせることで、新規の集患効果を得られます。
なぜなら、再来患者様から新規患者様に良い口コミが広まるからです。
では、具体的にどのような対策を取ることで、満足度はアップするのでしょうか?
今回は、具体的な方法をいくつか解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
予約の効率化
クリニックは、診察予約の効率化を図ることで、再来患者様の満足度アップ、ひいては新規患者様の集患につなげることができます。
電話のみでの予約対応は、クリニックにとっても患者様にとっても、決して効率の良いものではありません。
クリニックからすれば、予約者である患者様の氏名や要望、来院時間をすべて手作業で記録しなければいけませんし、患者様は電話がつながるタイミングでないと予約を取ることができないからです。
一方、ホームページ、アプリなどでオンライン予約ができるシステムを導入すれば、患者様はいつでもスマホから簡単に予約できますし、クリニック側も1つ1つ予約情報を記録する必要がなくなります。
待ち時間の短縮
クリニックの再来患者様は、待ち時間にストレスを抱えるケースが多いです。
よって、待ち時間が短くなるような工夫をすれば、クリニックは再来患者様の満足度をアップさせられますし、新規患者の集患にもつなげることができます。
例えば、クラウド型の診察管理システムなどを導入すれば、待ち患者数や終了患者数、患者様における外出中などのステータスをすべて一覧で取得できるため、意識して診療ペースを調整し、待ち時間を短縮できる可能性があります。
また、患者様は“待ち時間がどれくらいかわからない”ということにもストレスを感じやすいため、「あと〇分くらいかかります」と声掛けをするだけでも、患者満足度は大きく変わってきます。
患者様との会話
クリニックの医師や従業員は、患者様と直接話をする機会も多いですが、ここで与える印象は、患者満足度や集患に大きな影響与えます。
まず、医師は診察をする際、必ず患者様の顔を見て話すようにしましょう。
カルテ記入のために、デスクやパソコンにばかり顔を向けていると、心象を悪くしてしまいます。
また、患者様に症状や薬などの説明をする際は、なるべく専門用語を使用せず、わかりやすい言葉で伝えることにより、イメージが良くなります。
まとめ
ここまで、クリニックの集患につながる、再来患者様の満足度アップ対策について解説してきました。
なかなか集患がうまくいかないクリニックは、現在抱える再来患者様への対応が悪く、マイナスな情報が出回ってしまっている可能性があります。
よって、まずは手軽な対策から導入していき、再来患者様に良い噂を流してもらえるような環境を整えなければいけません。
