病院の経営を安定させるためには、患者数が重要なのは言うまでもありません。しかし増患したいと思ったとき、具体的な方法がすぐに思いつくでしょうか。ここでは5つの集患、増患方法をとりあげます。ひとつひとつチェックして、参考になさってみてください。
目次
ホームページの活用
スマートフォンが普及し、インターネットが身近になっている現代では、ホームページの活用は重要なファクターです。検索エンジンで上位に表示されるためのSEO対策や、見た方が「この病院になら行きたい」と思えるコンテンツ作りが不可欠といえるでしょう。また、スマートフォンへの対応も必須です。これだけモバイルで検索するのが当たり前になってくると、スマートフォンで見にくいというだけで、患者さんを逃がしてしまう可能性があります。SEO対策は専門家のアドバイスを受けながら、少しずつでも取り組んでいくとよいでしょう。
予約システムの導入
ウェブを活用するなら、オンライン予約は必須です。ご自身が患者さんの立場だとすると、都度電話をかける必要のある病院を予約するでしょうか? 気軽に予約できることはとても重要です。現代人、特にビジネスパーソンは時間に対する意識が高いので、自分の思ったタイミングで簡単に予約できないと、候補から外されてしまうこともありえます。
チラシのポスティング
アナログすぎると思うかもしれませんが、やはりポスティング広告には一定の効果が見込めます。開業時は特に注目を集めやすいので、地域全体に一気にアピールできるポスティング広告はオススメです。ひとつひとつ配り歩くのは地道な作業ですが、ポスティングを請け負ってくれる企業もありますので、上手く活用していきましょう。
顧客の満足度を向上させる
どのような事業でも、顧客満足度は無視できません。一度来てくれた患者さんが定着して、なおかつ口コミで新規の患者さんを呼んできてもらうためには、相応の満足度を提供しなければなりません。医療技術やサービスはもちろん、居心地のよい空間や清潔感、スタッフの応対の丁寧さなど、とにかく患者さんが気持ちよく過ごせるよう、意識してみてください。
来院患者数を平準化する
特定の曜日、特定の時間に混んでいる医院も珍しくありません。予約システムの活用や空いている時間への予約を促すことは患者数の平準化につながり、運営が効率的に行えるようになります。そうなると、当然に患者さんの待ち時間もグッと縮まり、おのずと満足度も向上しますよ。