開業医にとって非常に頭を悩ませる存在なのが開業後の税金ではないでしょうか。開業後の税金を守るためには実は医師として働く医療法人以外にms法人という法人を利用する手法があり、しっかりと収入を守りながら税金を抑えるにはms法人の活用に注目する必要があります。ms法人についての基本的な知識をみなさんにご紹介いたします。
目次
１税金を抑える節税は非常に重要
税金を抑えるために欠かせない存在なのが節税です。節税は勤務医よりも開業医でその意味が非常に重要視され、特に年収が非常に高くなり税金の問題に頭を抱えている開業医にとって節税の知識を欠かすことはできません。節税を行うことで手元に残る収入を大幅に保つ事ができますし、開業後の生活を守る上でこのような税金への対策をしっかりと立てることでクリニックの発展にも役立ちます。しっかりと節税の基本的な知識を身につけておきましょう。
２節税に役立つms法人
節税に役立つ方法として経費を集めることが良く挙げられますが、実は経費を集める以外にもms法人を利用するという手法もあるのをご存知でしょうか。ms法人というのは医療法人と異なり医療本体に関わる業務を行うのではなく医療の補助に当たる事業を行う医療関連事業を行う法人のことです。医療法人として医療を行うだけでは収入源は医療行為に限られてしまうのですが、医療関連事業をms法人を介して行うことでクリニックの規模の拡大や事業拡大を見込むこともできますし、さらにms法人の事業を通じて収入を得ることもできます。医療法人からの収入以外にms法人を介して収入を得ることで収入を増やすことができるので、ms法人を樹立して収入を増やすのは非常に重要な方法ということができるでしょう。
３ms法人で節税を！
ms法人は収入を増やす以外にも節税に大いに役立ちます。ms法人を利用して節税を行うには家族をms法人の代表に就任させ、収入を家庭内で分散する必要があります。ms法人からの収入を家族に分散させると個人が受け取る収入を抑制することができ、所得税を抑えることができます。所得税は累進課税になっているので、収入が増えることで所得税が増加し、手元に残る収入はごくわずかになってしまいます。最近では法人の設立のハードルが徐々に低下し、個人で法人設立の手続きを行うこともできます。もし手続きの煩雑さに辟易としてしまう場合には法律家に代行依頼を立てることができます。しっかりと収入を確保するためにも、家族にms法人を任せ、所得の分配を行うようにしましょう。
