医者になるのに年齢制限はありませんので、たとえ30~40代の方であっても、医者を志すことはできます。
では、果たして医者という職業の“全盛期”は、一体何歳からとされているのでしょうか?
ここからは、最短で医者になった方における、全盛期とされる年齢について解説していきたいと思います。
目次
医者の全盛期は何歳から?
医者の全盛期、つまり医者としてもっとも脂が乗っている時期は、30代後半~40代中盤からと言われています。
また、医者が開業医となる平均年齢が40代前半であることから、これくらいの年齢から開業するという医者も非常に多いです。
そして、このくらいの年齢の医者には、クリニックの開業だけでなく、違う診療科に移るなど、別の形でキャリアチェンジするケースもよく見られます。
医者の年齢別キャリアプランについて
医者の全盛期が何歳からとされているのかは、わかっていただけましたね。
また、先ほど、医者の全盛期にはキャリアチェンジが多く見られるという話をしました。
では、ここからは、他の年齢における医者のキャリアプランについても触れていきましょう。
①20代後半~30歳
20代後半~30歳の医者は、大学医局に籍を置いて、大学病院や関連する病院で後期研修を行ったり、博士号の取得を目的に、大学院に通いながら研修を行ったりと、さまざまなキャリアプランを選択できます。
ただ、近年は、後期研修の途中でキャリアチェンジ、つまり医者になるのを諦める方が多いのも事実です。
②30代前半~30代後半
30代前半~30代後半の医者は、複数の認定医、または専門医を取得していてもおかしくありません。
また、体力があるこれくらいの年齢の医者は、多くの施設にとってニーズのある医者となります。
ちなみに、開業を視野に入れているのであれば、これくらいからクリニックに勤務し、院長を経験するなどしておくべきでしょう。
③40代後半~50代中盤
40代後半~50代の医者は、少しずつ管理者あるいは指導者的な立場としての責任が重くなってきます。
また、キャリアプランとしては、これまで従事してきたクリニック等で、定年まで仕事をまっとうする場合と、医者としてもう一花咲かせるためにキャリアチェンジをする場合があります。
まとめ
ここまで、医者は何歳からが全盛期とされているのか、そして医者の年齢別のキャリアプランについて解説してきました。
冒頭で触れたように、医者は何歳からでもなることができるため、必ずしも全員が30代後半~40代中盤に全盛期を迎えるわけではありません。
ただ、医学部卒業後15~21年程度で全盛期を迎えると理解しておけば、誰でも意識しやすいでしょう。