美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのこと


現時点では、別の診療科の医師として働く方の中にも、将来的には、美容皮膚科のクリニックを開業したいという方はいるでしょう。
ただ、そのような方は、美容皮膚科における最低限の知識を身に付けておかなければいけません。
ここからは、美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのことについて解説します。

目次

美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのこと①一般皮膚科との違い

美容皮膚科の開業を目指しているのであれば、必ず一般皮膚科との違いは把握しておきましょう。
一般皮膚科は、湿疹など皮膚関連の病気、疾患を治すことを主な診療内容としています。
単に“皮膚科”と呼ばれる場合は、基本的にこの一般皮膚科のことを指しています。
これに対し、美容皮膚科は、シミやしわ、たるみ、脱毛など、病気や疾患ではない”肌の悩み“を解決することがメインの診療科です。
そのため、一般皮膚科の診療は保険の対象となりますが、美容皮膚科の診療は基本的には対象外となります。

美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのこと②美容外科との違い

将来的に美容皮膚科を開業したいのであれば、美容外科との違いも把握しておかなければいけません。
美容外科は、名前の通り、外科手術を主な診療内容としています。
例えば、まぶたを二重にする手術や、鼻を高くする手術、フェイスリフトなどが挙げられます。
一方、美容皮膚科では、基本的にはメスを使う外科手術を行いません。
レーザー、あるいはRF(高周波エネルギー)などを用い、肌や身体の悩みを改善します。
ただ、近年は、美容外科においても、メスを使わないいわゆる“切らない手術”を行うところが増加しています。

美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのこと③エステサロンとの違い

美容皮膚科の開業を目指しているのであれば、エステサロンとの違いも理解しておくべきです。
これらの大きな違いは、施術を行う担当者です。
美容皮膚科では、医師あるいは看護師が施術するのに対し、エステサロンでは、エステティシャンが施術を担当します。
また、美容皮膚科で行う施術が、医学に基づいた“治療”であるのに対し、エステサロンの施術は、主に“リラクゼーション”を目的としています。

まとめ

ここまで、美容皮膚科を開業するなら知っておきたい3つのことについて解説しましたが、いかがでしたか?
美容皮膚科は、肌の悩みを解決し、安全性の高さを重視した施術を行うものです。
一般皮膚科、美容外科、エステサロンには、美容皮膚科と共通している部分がありますが、似て非なるものであるため、しっかり覚えておきましょう。


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