医師同士の夫婦の場合、開業するとどんなメリットがあるの?


みなさんは、医師の結婚事情について複雑そうなイメージを持っていませんか?
跡継ぎや経営面のことを考えると、価値観の違いで苦労されている人も多いですよね。
その中で、同業者同士で結婚し、ご夫婦で頑張っているという人もいます。
医師同士の夫婦の場合、開業に対してどのような意識を持っているのでしょうか?

目次

お互いに医師だからこそ、夫婦で開業を乗り切れる

医師の夫婦の場合は、お互い同業者であるということから、開業時の苦労を共感できるといった特徴があるでしょう。
それは、診療科が同じであるかに関わりません。
地域に根ざした医療を確立するという目的を、夫婦でより認識しやすいと言ってもいいですよね。

仕事柄の苦労が分かるというのは、心強いです。
実際にクリニックの経営にどの程度関わるのかにもよりますが、もしかするとちょっとした相談をされる機会は、他のスタッフさんより多いかもしれません。
また、備品や機材で何が必要になるのか相談しやすいでしょう。

医師夫婦ならではの開業や生活への考え方

医師同士が夫婦になった場合、開業を含めて大きなメリットになり得るのは、お互いの役割分担を把握しやすいことになります。
例えば、旦那さんの方がメインで仕事をして、奥さんは補助的に仕事をする、または家庭での役割に専念するといったことは、医師の世界では常識ですよね。
医療業界の事情を知らない人たちからすると、中々この役割分担に慣れません。

ですが、同業者であるからこそ、お互いに自分の役割を認識して行動するということがしやすい傾向があるでしょう。
さらに、夫婦の専門となる診療科が同じだった場合は、2人で切り盛りすることもできますよね。
そのため、最初の間は新しい医師スタッフを雇わずに業務を行うという選択ができるのです。

ですので、経営面においては人件費を抑えられる、と考える人もいるでしょう。
夫婦開業に馴染みのない人もいると思いますが、お互いがプロであることを強みにすることは可能ですよね。
例えば、女医がいることで、女性でも安心して診察に来やすいとアピールができますから、経営戦略として有効な手段になります。

一方で、同じ専門分野であっても、仕事ですから衝突も起こります。
夫婦で上手く経営している人は、仕事とプライベートを分けて考えている人が多いですから、公私の区別を事前に確認しておきましょう。

まとめ

医師の世界では、夫婦が同業者で開業を検討しているという人も少なくありません。
例え、診療科がお互いに違っていたとしても、同じ仕事に携わっている以上、仕事に対する理解は得られやすいです。
むしろ、医師の家族の在り方や経営のサポートにおいては、問題なく行動できそうですよね。
夫婦での開業は、お互いの特性や役割によって可能性が広がりますので、プラスに考えていい要素になるでしょう。


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