突然ですが、フリーランス医師として働いた場合は、お金の管理が大変になりますよね。
勤務医とは違う雇用形態になりますから、自分で管理をする必要があります。
そんな中、フリーランス医師ならば開業届を出した方が良いという話を聞きますが、それは本当なのでしょうか?
今回は、お金に関する疑問にお答えしましょう!
目次
フリーランス医師の働きから見る、開業届の必要性
ところで、みなさんはフリーランスの働き方と聞いた時、稼ぎやすい等のイメージがあるでしょうか?
医師という職業ならば、開業医が稼ぎやすいという話をよく聞きますよね。
ですが、フリーランス医師も案外稼ぐのです。
一般的にフリーランス医師の時給は、約1万円が相場だと言われています。
他の職種での非常勤と比べると、結構な金額になりますよね。
ですので、一般的なフルタイムと同じくらい働くとなると、年収が2000万円ほどになるでしょう。
フリーランスの働き方も、侮れません。
しかし、税金の視点から見ると、手放しで喜べない部分もあります。
フリーランス医師の場合は、かなり稼いだとしても、その金額に合わせて各税金の計算がされますから、高額な納税額になってしまうことが予想できますよね。
それを回避するために、フリーランス医師の中には開業届を提出している人がいるのです。
開業届を提出しておくと、納税額をぐんと減らすことができますから、そのままでいるよりはメリットが圧倒的にあると思って下さい!
フリーランス医師が開業届を出すとどこがお得になるのか?
フリーランス医師に想定される開業届提出のメリットは、交通費等を経費扱いにできるという点にあります。
経費扱いにできるお金があるということは、確定申告の際に課税所得を低くすることができますよね。
つまり、課税対象となる金額面を下げることができるようになると思って下さい。
もちろん、どこまで経費として認められるのかは、状況によって違いますから、物によっては認められない場合もあります。
ですが、交通費のような出勤の際にかかる出費は、フリーランスの働き方ならば必ず出てきますよね。
その分をそのまま申告するよりは、開業届を出してしかるべき処理をした方がお得です。
開業にはハードルが高いと思っている人もいるかもしれませんが、意外と難しくはありません。
節税という視点から、検討してみてはどうでしょうか?
参考URL勤務医ドッドコム
(https://kinmui.com/2019/09/30/how-freelance-doctors-work/)
まとめ
今回は、フリーランス医師のお金の悩みとして、開業届を出すべきかについて解説しました。
稼いでいる金額が多いならば、開業届を出した方が節税面で見るとお得です。
何より青色申告で申告をした方が、白色申告よりできる節税方法が増えますから、みなさんにとってはメリットしかありません。
ある程度の稼ぎが見られてきた場合は、開業届の提出を検討してみて下さい。