開業医に限らず、診療科によって忙しい時期というのが必ずありますよね。
例えば、インフルエンザの時期や、気圧の変わりやすい梅雨の時期などが挙げられるでしょう。
ですが、天気や季節的な要因以外でも、忙しい時があるって知っていますか?
忙しい時期には、意外な要因が関わっているのです!
目次
開業医が忙しいタイミング~①有名人に病気が発覚した時~
何気なくテレビや雑誌を見ていると、有名人が病気になったという話題が取り上げられていることがありますよね。
例えば、ちょっとした体調不良で休養していたり、癌のように大きな病気に罹ってしまったりというニュースを見かけるでしょう。
病気の重大さに関わらず、有名人が患ったとなると、私たちも自分の健康に注意し始めますよね。
開業医が忙しいタイミングの1つは、これなのです。
有名人が患った病気となると、自分は大丈夫なのかと心配になる人が出てきますよね。
その結果、診察・検査してほしいという人が増えてしまうのです。
日頃から対象となる病気の検査を行っているクリニックであっても、急に患者さんが増えると驚いてしまうでしょう。
もちろん、心配し過ぎではと思う人もいるかもしれません。
ですが、医師にとっては病気の早期発見のチャンスにもなりますから、受診して診察を受けることは決して悪いことではありませんよね。
そのため、忙しくなる半面、このタイミングは健康管理に対する意識を持ってくれたと思う医師も少なからずいるでしょう。
開業医が忙しいタイミング~②企業や学校等の検診やイベント時期~
ところで、開業医の中には、企業や地域の学校と提携して経営を行っているという人もいますよね。
開業医が忙しいタイミングには、企業や学校の検診、イベントが密接に関わっています。
例えば、健康診断の結果が出たあたりの時期に、再検査の形で受診をするという人がいますよね。
受診希望者が多く、予約枠があったという間に埋まってしまったという経験をされた医師は、結構いるのです。
また、大人だけでなく、子どもの不調も学校のイベントに左右されることを聞いたことはありませんか?
例えば、新学期の時期に中々慣れず体調を壊してしまったり、精神科の場合はメンタルのケアで受診をされたり、ということが挙げられるでしょう。
このように、季節的な要因に限らず、ちょっとしたタイミングで受診が増える機会はたくさんあります。
これらは、開業地域の特徴以外の要素になりますので、事前には予測しにくい要素になりそうですね。
まとめ
開業医が忙しいタイミングは、季節によるものだけとは限りません。
この記事を読んだ人の中には、下手をすると、1年中急がしいのでないかと思ってしまう人もいますよね。
確かに、1年中忙しい状態になってしまうのは、もしかすると医師の職業的な特徴と言えるのかもしれません。
ですが、これらは患者さんにとって信頼されている証にもなりますから、無理をしないように仕事とのバランスを適宜取っていきましょう。